そろばん武士道 の商品レビュー
福井の小さい藩の藩士が、大野屋を起業して、藩の借金を返済して、蝦夷地にまで事業の拠点を移して、やがて御一新を迎えるお話。読んでみると、戊辰戦争にまで 主人公たちがうまいこと携わっているんだなあと思った。
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大野藩の負債を80万両を20年間で返済した内山兄弟の話。 藩内の産業を盛んにさせ、大野屋という大野藩の特産品を扱った店を出し、武士のプライドを捨てて返済に努める。幕末で倒幕も左幕も主義主張よりも何よりも藩の存続を第一と考えた武士の必死の生き残りを考えた主人公の生き方に感心させられる。
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