心のことばノート の商品レビュー

ひろはまかずとし(著者)

2013/12/04

この物語たちが、今のひろはまかずとしさんを作っているのだと思えた。

ひろはまさんの数々な大胆な行動力に驚かされた。

第三章、愛する人がいて、では、地下鉄サリン事件のこと(正確には高橋さんとのやりとり)が書かれていた。
自分が生まれていなかったときのこととはいえ、詳しく知りもしなかった自分に驚きつつ、簡単に事件の内容を調べていき、とても心が痛く、重くなった。
まだ未熟な私にはひろはまさんや高橋さんの本当に伝えたいことや言いたいことがわからない。こういうふうに受け取るために執筆されたわけではないのかもしれない。それでも、ただ、自分の中で何かが重くのしかかってきた。

途中途中に出てくるひろはまさんの絵と詩は、
知らないものが数多くあり、嬉しかった。

2011/10/17

本の初めと中程にある著者の詩がいいなと思い購入。
エッセイ部分に関しては、第３部の「愛する人がいて」に紹介されていた、地下鉄サリン事件でご主人を亡くされたご婦人の言葉が心に沁みました。