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大菩薩峠(6) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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谷崎潤一郎は「中里介…

谷崎潤一郎は「中里介山は女を書くのが苦手なようだ」と言いました。しかし、清純な女性たちはともかく、「悪女」(にされた女性たち)は、本人の意図に反してかどうか、実に魅力的に描かれています。

文庫OFF

2016/06/01

墜ちていく人々の、ある種の自虐的快感とただ昔のままに純朴なムク犬が繰り返し描き出されているので、疾走感がイマイチ。だからこの長さに付き合うのはちょっと骨が折れそう。確か初読の時もそう思ったなぁ、成長しとらんな、我ながら感心感心?

Posted byブクログ

2012/08/25

一つの場所から始まった物語は、新たに房総と高尾山にも舞台を広げていく。僕らの人生も一緒ですかね、両親、家族、幼稚園、小学校、、と出会ってく人たちが広がって、旅行なんかもして、それぞれが違うとこに住みだしたりして、同じ日本地図もそれぞれの目からは違って見えていて。同じ場所のことを違...

一つの場所から始まった物語は、新たに房総と高尾山にも舞台を広げていく。僕らの人生も一緒ですかね、両親、家族、幼稚園、小学校、、と出会ってく人たちが広がって、旅行なんかもして、それぞれが違うとこに住みだしたりして、同じ日本地図もそれぞれの目からは違って見えていて。同じ場所のことを違う視点で見させてもらえることは、新鮮ですね。そして舞台の変化よりもおもしろいのはやっぱ人の変化だなと思います。

Posted byブクログ