荒野のコーマス屋敷 の商品レビュー
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人間と関わらないように暮らしているメニム一家に大事件。 一難去ってまた一難な展開にずっとハラハラ。そしてずっと切なくて胸がチリチリする。すっかりメニム一家の虜。 最後、幸せだった夢から急にパチンと醒めてしまったような、そんなどうしようもない寂しさを覚えた。 「うちの一家にとっては本当に大切な宝物なのよ。コーヒーポットはいつか壊れるかもしれないけれど、こうやって本に書いておけばいつまでも残るでしょ」 あとがきにあったウォーさんのこの言葉が印象に強く残ってる。作家の素晴らしい特権!
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シリーズの二作目 嗚呼!心がムギュムギュするぅ〜! メニムたちはみんな布のお人形なのに、なんでこんなに人間くさいの!なんでこんなに切ないの! 終わり方、仕方ないとは思うけど!けど!!涙なしには読めない…
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またまた手紙が舞い込んだメニム一家。ケイト伯母さんの親戚と言う人間がよこした手紙は、ブロックルハーストに高速道路が架かるという。手紙の差出人であるアルバートがやってきて、メニム一家はアルバートが持っているという古い荒野の屋敷へ引っ越すことになり… 2作目はついにメニム一家に接触する人間が現れた。まぁ、都市計画問題が出てきた以前に、誰が信頼をおける人間がいないとこの一家はこの先やっていけるのかと少し心配はしたよね。 しかし、荒野の屋敷はみんなのフラストレーションが溜まりまくって大変だった。相変わらずのアッピルビーはバイクで逃走するし、スーピーはなんだか死んだようになるし。そして、誘拐されるスーピー!でも、あの男の子はいい子だったのかもなぁ。優しかったし。ごっこ遊びのつもりだったかもだけど、他の3人が乱暴なことをしても彼だけは優しかった。 無事に家に戻って来れて良かったけど、やはり戻ったら戻ったでアルバートのことがある意味邪魔になるのはどうなん?って思ってしまったのも事実。人形に恋をしてしまうのはありえないし、人形が人間に恋するのもダメだし。だけどなんだか…ってかんじはあった。 3作目もあるのか。また機会を見て読んでみるかな。 2020.7.25 読了
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シリーズ2冊目で やっと登場人物が把握できるようになったので 面白くなってきました スービーが巻き込まれる 布の人形らしいエピソードもよかったです
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メニムシリーズの2巻目 この巻、とても好きです。 1巻を読んだ人は2巻もぜひ読んで欲しい!! アルバートは良い奴です!
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