王者の妻(上) の商品レビュー
「王者」とは農民から…
「王者」とは農民からついには天下人へと、異例の出世を遂げた豊臣秀吉であり、その妻とはその正室である北政所おねねのことである。夫がどんなに出世しようとも、持ち前の庶民性を失わなかったおねねの生涯。おねねVS側室陣の女の戦いは見もの?
文庫OFF
足軽時代から秀吉と連…
足軽時代から秀吉と連れ添い、その出世を支えた妻、北政所おねね。秀吉の出世と同時におねねの身上も上がってゆくが‥
文庫OFF
主人公は豊臣秀吉の正妻、ねね。 庶民であったがゆえに苦しんだ彼女。 ごくごく普通の人なのに、たまたま乱世に生まれて、たまたま夫が天下を取ってしまった…という彼女の感覚は現代の一庶民である自分にも理解できるものでした。 http://matsuri7.blog123.fc2.com...
主人公は豊臣秀吉の正妻、ねね。 庶民であったがゆえに苦しんだ彼女。 ごくごく普通の人なのに、たまたま乱世に生まれて、たまたま夫が天下を取ってしまった…という彼女の感覚は現代の一庶民である自分にも理解できるものでした。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-124.html
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一介の草履とりから、ついには天下人となった王者・秀吉。そして十四歳で秀吉に嫁いだ妻おねね。平凡な夫婦に見えた二人だったが、地位が上がるにつれ、次第に秀吉の浮気の虫と権力欲が頭をもたげてくるのだった…。日本一の出世男を夫に持ちながら、最後まで庶民的な性格を失わなかったおねねの姿を通し、戦国の女性たちが抱えるさまざまな問題を取り上げた長編歴史小説。
Posted by
かの有名な豊臣秀吉の正室おねねの物語。最初から最後までおねねの庶民的な視点なので非常にわかりやすい。
Posted by
おねねとお茶々、戦乱の世を裏で動かしていた女の戦い。 女性は自分のことさえ自分でコントロールできない世の中。今でもそうした系統は多少なりあるのかなぁ思いました。 悲しいけど、400年経っても変わらないところはあるのかなぁと思います。
Posted by
「秀吉の妻おねね」という副題が示すとおり、おねねを主人公にした戦国時代の話。知っているようで知らなかった話などもあり、結構面白かった。ずっと何故か下巻だけが手元にあったので、わざわざ日本から上巻を持ってきてもらったもの。
Posted by
- 1