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2014/12/23

概要はわかった。本人の文章を読もう。 世界を調和の観点からみている。それまでの思想を調和しようと試みる。 私は新しい体系に目の醒める思いであった。以来、私はものの内部に新たな一面をみているようだ。この体系はプラトンとデモクリトス、アリストテレスとデカルト、スコラ学者と近代人、...

概要はわかった。本人の文章を読もう。 世界を調和の観点からみている。それまでの思想を調和しようと試みる。 私は新しい体系に目の醒める思いであった。以来、私はものの内部に新たな一面をみているようだ。この体系はプラトンとデモクリトス、アリストテレスとデカルト、スコラ学者と近代人、そして神学および道徳と理性を調和させるものだとおもう。 偉大なる調停者、折衷主義者。自分の立場をはっきりさせるまでは長い時間を費やして他の人々の論拠を熟慮した。目指していたものは一見ことなっているように見えるような多くの観点をできる限りともに成立させることであった。 彼の体系概念は各要素が他の全要素と結びつくようにして組織化されたテーゼの総体であり、ある要素から他の要素へ移行するのに多くの道のりがあるように思われる。デカルトの単線系秩序を多系秩序に置き換えた。神秘主義と極めて厳密な合理主義の和解。 モナドを他から区別するものー表象と欲求ー 欲求:新たな状態を作り出そうとする一つのちから、自発的傾向、曖昧な表象から明晰な表象へ移行するための努力・ 表象:単純なものにおける複合的なものの表現。 モナドには3種類 無力な物体ー裸のモナド(表象と欲求だけをもつ)...端力、存続への傾向性、表象は極めて混乱した欲望の意識。 魂:理性を備えている 神:すべてのモナドの中で最も完成したもの、自分自身をもうつす精神。 動物の魂は反省作用を持たないので必然的不変的真理を発見することはできない、道徳的作用もない。 (機械論と生気論の統合) 1/∞と∞/1

Posted byブクログ