創世の守護神(上) の商品レビュー
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星に書き込まれた「知の宝庫」の地図 本書は、人類の謎を解明する鍵を握ると言われるスフィンクスその他一連のエジプトの建造物をめぐる謎を解き明かすとともに、従来の歴史観を検証するものである。 『創世の守護神』でハンコックとボーヴァルは、エジプトのギザの遺跡に焦点をあて、コンピュータによるシミュレーションなどを駆使し、さらに綿密にその建設年代を検証している。それによると、スフィンクスの足元に空洞の部屋があるのは確実であり、さらにピラミッドなど他の建造物とその部屋を結ぶ地下通路が存在する可能性があるという。そしてギザの一連の建造物は、1万2500年前の星空を描いたものであるだけでなく、天体図と重ね合わせると、隠された地中の建造物のありかを示す地図になるというのだ。この地下室こそ神話の中で伝えられてきた「記録の宝庫」なのだろうか。ライオンの姿をしたスフィンクスこそが一連の建造物の建設年代を特定し「記録の宝庫」のありかを示す重要な鍵を握っているのである。
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天体の星座と3大ピラミット、スフインクスの配置から見た場合、これらが造られた年代は今から1万5百年前と推測される。ピラミットが造られた理由は王の墓である必然性はないのだ。なぜならピラミットはあまりに精巧緻密であり、この巨大な建造物を造る労力に見合う意味としては弱いと著者は言う。...
天体の星座と3大ピラミット、スフインクスの配置から見た場合、これらが造られた年代は今から1万5百年前と推測される。ピラミットが造られた理由は王の墓である必然性はないのだ。なぜならピラミットはあまりに精巧緻密であり、この巨大な建造物を造る労力に見合う意味としては弱いと著者は言う。当然、製造年代から見ても王の墓ではあり得ない。巨大な権力を持ったであろう王を偲ぶ墓より、更に重要な役割がピラミッドにはあるのだろう。下巻が楽しみである。
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ハンコックさんがエジプトの遺跡を巡りながら、1万年以上前に超古代文明が存在したという説を述べるフィクション形式の本。『神々の指紋』の原型的作品。フィクションとして読めばそんなに悪い本ではない。むしろ漫画のネタとかには参考になりそうなくらい。【借読】
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