人生を愉しむ知的時間術 の商品レビュー
忙しい日々の繰り返し…
忙しい日々の繰り返しでちっとも毎日が楽しくないと感じている人にオススメです。愉しい毎日を送れるかどうかは自分次第。ちょっとした発想の転換、心の切り替え方一つでゆとりある日々に大変身するアドバイスをもらえる本です。
文庫OFF
西洋古典学の教授だった田中秀央が、担当編集者への手紙に「Festina lente」(ゆっくり急げ)というラテン語の文句を書き付けたというエピソードから、本書ははじまります。内容は、毎日の暮らしのなかでちょっとしたゆとりをもつための工夫について、著者が自由に語ったエッセイです。 ...
西洋古典学の教授だった田中秀央が、担当編集者への手紙に「Festina lente」(ゆっくり急げ)というラテン語の文句を書き付けたというエピソードから、本書ははじまります。内容は、毎日の暮らしのなかでちょっとしたゆとりをもつための工夫について、著者が自由に語ったエッセイです。 「知的時間術」というタイトルにもかかわらず、ビジネスマン向けのハウツー的な時間術の本とは正反対の内容ですが、ゆったりとした気持ちで読むことができました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
知的時間術というタイトルであるが、身辺雑記に近い。 一冊の本の中で、「今日できる仕事を明日にのばすな」と「明日にのばせることは明日にのばせ」と、文脈は違うとはいえ、真逆のことを主張しているのが面白かった。 人生を愉しむコツは好奇心ではないだろうか、と思えた。
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思考の整理学などの著書が息の長いベストセラーになっている外山滋比古のエッセイ。 忙中閑ありという熟語がありますが、先生は忙しいからこそ休みはないから、"つくる"ものである、と説いています。それだからこそ、休みは楽しい。ヒマもありがたい…と述べています。 言い得...
思考の整理学などの著書が息の長いベストセラーになっている外山滋比古のエッセイ。 忙中閑ありという熟語がありますが、先生は忙しいからこそ休みはないから、"つくる"ものである、と説いています。それだからこそ、休みは楽しい。ヒマもありがたい…と述べています。 言い得て妙です。私みたいな怠惰な輩がいつも懲りずに抱く、夏休みの宿題は後に延ばす性質‥まだまだ時間があるから時間をかければもっと良いものが出来るだろう式の空想の世界を夢見る人間・・には手厳しい指摘が書いてあります。すなわち、ひまな人は明日に期待をかける…今日できる仕事を明日にのばすな…多忙の人は忙中おのずから閑あり、と達観することができるようになる。ということです。 確かに死ぬまでにいつも締め切りに間に合わず、あくせくとするような生き方はしないようにしよう。この本はそんな先生の長年の生活スタイルが垣間見えて、ナルホドと参考になります。
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「人生を愉しむ知的時間術」4 著者 外山滋比古 出版 PHP文庫 p52より引用 “忙しい人だけが、本当にヒマな時間をもつ。 ヒマな人がヒマを感じることはできない。” 英文学者である著者による、 生き方・時間の使い方について書かれた一冊。 ことわざの話から著者の身近な楽しみ...
「人生を愉しむ知的時間術」4 著者 外山滋比古 出版 PHP文庫 p52より引用 “忙しい人だけが、本当にヒマな時間をもつ。 ヒマな人がヒマを感じることはできない。” 英文学者である著者による、 生き方・時間の使い方について書かれた一冊。 ことわざの話から著者の身近な楽しみについてまで、 読みやすい穏やかな文体で書かれています。 上記の引用は、 「忙しい人ほどヒマがある」と題された項の中の一文。 ある程度の身体的拘束がある方が、 精神は自由になれるそうです。 アイデアが想い浮かぶ場所として、 寝床・通勤電車・トイレが紹介されています。 確かに、 トイレの中で考え事をすると、 楽しい考えがよく浮かんでいる様な気がします。 けれど、 その時はいい事を思い付いたと思っているのですが、 水と一緒に流れる事ばかりです・・・。 トイレにメモを置くことまでしたくありませんので、 これからも流れていくばかりになりそうです。 ーーーーー
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整理も時間の使い方もまったくもって、いい加減な私…ただただ、それだけ…どこもかしこも、最近のトップには、著者の命名したアルゴン人間がいないよう…自分が何かをする?したかのような錯覚にばかりに気を取られているような気がするのは私だけでしょうか?
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多角的なものの見方をする方なので読んでいてとてもおもしろいです。タイトルの印象と内容があっていないのでは。ハウツー本をイメージするとガッカリするかも。
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外山先生の本は結構好きです。 この本も人生を知的に過ごすためのエッセンスが凝縮されています。 「思考の整理学」とはまた違った、日常の中での思考のための具体的なチップスが多いです。 時間をつぶすには文章を書く、は目から鱗でした。 たしかに時間があっという間に過ぎてしまう。
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