フーコー の商品レビュー
このシリーズは初めて読んだが、伝記的部分と思想的部分がバランスよく記述されていて、わかりやすくて読みやすく、入門書として最適だと思う。著者によって出来具合のバラツキはあるだろうが、他思想家の本も読んでみたい。
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ミシェル・フーコーの生涯をたどりながら、その思考の全体像を描き出そうとする概説書。フーコーが提唱した様々な概念を「道具箱」として積極的に利用することを結論としているが、全体としては、主要著作の梗概を示しつつ、フーコーの様々な遍歴、また大学の行政官のような仕事など、研究活動以外の部...
ミシェル・フーコーの生涯をたどりながら、その思考の全体像を描き出そうとする概説書。フーコーが提唱した様々な概念を「道具箱」として積極的に利用することを結論としているが、全体としては、主要著作の梗概を示しつつ、フーコーの様々な遍歴、また大学の行政官のような仕事など、研究活動以外の部分、フーコーの「世俗的」な側面にもスポットライトを当てている。そういう意味で、非常に面白い伝記である。それと同時に、著者がフーコーに対して抱く思い入れも率直に吐露されており、これも、近代社会のインフラとなっている知のシステムに何かしらの生きづらさを感じた人々の共感の物語のように思われ、非常に面白い。
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序章 その死から 第1章 高等師範学校生・フーコー 第2章 北の街へ―フーコーの「さすらい」 第3章 『狂気の歴史』―精神医学の考古学 第4章 「人間」概念の解体―人間科学の考古学に向けて 第5章 政治の渦のなかへ―チュニスからヴァンセンヌへ 第6章 「管理」のまなざし―『監視と...
序章 その死から 第1章 高等師範学校生・フーコー 第2章 北の街へ―フーコーの「さすらい」 第3章 『狂気の歴史』―精神医学の考古学 第4章 「人間」概念の解体―人間科学の考古学に向けて 第5章 政治の渦のなかへ―チュニスからヴァンセンヌへ 第6章 「管理」のまなざし―『監視と処罰‐監獄の誕生』とその背景 第7章 「性」と「権力」の迷路―フーコーの最後の苦闘 著者:桜井哲夫(1949-、足利市、社会学)
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地元の図書館で読む。この本は再読です。何度読んだのかわかりません。この本を読んで、このシリーズを読み始めて挫折します。やはり、ライターが抜群です。他のライターと比較すると、別格です。この哲学者の名前は、知っています。残念ながら、何をやっているのか知りませんでした。今回もわかりませ...
地元の図書館で読む。この本は再読です。何度読んだのかわかりません。この本を読んで、このシリーズを読み始めて挫折します。やはり、ライターが抜群です。他のライターと比較すると、別格です。この哲学者の名前は、知っています。残念ながら、何をやっているのか知りませんでした。今回もわかりませんでした。フランスの哲学者を紹介するとき、バックグラウンドを丁寧に説明します。違和感を持ちます。何故なのでしょう。学校の方が重要なのではないのでしょうか。そこが疑問です。これが、フランス流なのでしょうか。この手のメモをつくるだけでは十分ではありません。リンクをつくらなければなりません。別の本と有機的につなげていく努力が必要です。同時に、継続するためには、手間のかからないものでなければなりません。項目、そして、関連リンクがいいでしょうか。そんなもんでしょうか。それとも、サーベイにしましょうか。色々考えてしまいます。
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軽くムスカな気分になった。「私にもフーコーが読める!読めるぞ!」 哲学書を辞書なしで読んだのは初めてだ。 真理とは今もっとも新しい誤解である。なるほど
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フーコーの解説本は結構読んだ気がするけど、これしか覚えてないな。 監獄の誕生・言葉と物・性の歴史とか結構いろんなもの網羅してていい。
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