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吾輩は猫である(上) の商品レビュー

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2012/09/28

ちびっこ向けに疲れてきた(あきてきた?)ので何か大人向け読みたい~と思って目に付いた猫^^ あの有名な1行目と、主人の名前は知ってたけど 読んだことありませんでした。 学生時代、1章だけ読んだかもな~ でもつまんなくてやめたんだったような でも今読んだらなかなかおもしろかった...

ちびっこ向けに疲れてきた(あきてきた?)ので何か大人向け読みたい~と思って目に付いた猫^^ あの有名な1行目と、主人の名前は知ってたけど 読んだことありませんでした。 学生時代、1章だけ読んだかもな~ でもつまんなくてやめたんだったような でも今読んだらなかなかおもしろかったです。 歌舞伎に行きたくないだけで病気になる偏屈なくしゃみ先生も、 そんな旦那さんに愛想尽かしながらもいいカップルな奥さんも うそばっかりついてる迷亭さんも なんだかつかみどころのない寒月さんも、 もちろん語り手の名無しのねこさんも、 キャラクターがみんなたのしいし、 言葉使いやいちいち訳注見ないとわからないうんちくもたのしい 漱石はそんなにたくさん読んでないけど、けっこう好きかもなあ 書斎にとじこもった生活ばかりの「牡蠣的生涯」から 先生の形容詞が「牡蠣的主人」になり とうとう「牡蠣先生」にまでなるのがたのしい ネーミングセンスがなあ・・!いいなあ。笑 でもこんだけ面白い面白い言っててあれだけど、 別に物語っていうほどの物語があるわけでもないので、 これ下巻は読まなくていいかな・・ でも手元に他に読む本がないので いたしかたない。読みますか^^

Posted byブクログ