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眠り人形 の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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2012/06/18

時代は関係なく、向田邦子さんの細やかな気配り、女性としての強さが滲み出ている言葉たち。 やはり憧れの女性。

Posted byブクログ

2012/03/18

向田作品は読みやすく感情移入がしやすい。 登場人物たちが憎らしいほど愛らしい。人情味が溢れているからかもしれない。 読了後はいつもホッとします。 この「眠り人形」には3つの短編が入っている。 「眠り人形」「花嫁」「当節結婚の条件」 どの短編もハズレが無かった。そして読みやすく台詞...

向田作品は読みやすく感情移入がしやすい。 登場人物たちが憎らしいほど愛らしい。人情味が溢れているからかもしれない。 読了後はいつもホッとします。 この「眠り人形」には3つの短編が入っている。 「眠り人形」「花嫁」「当節結婚の条件」 どの短編もハズレが無かった。そして読みやすく台詞回しの巧みさが光っている。

Posted byブクログ

2011/09/30

読んでいるうちに知らず知らず、登場人物に自分の家族をあてはめてしまうほど、起こり得そうな会話、お話でした。『花嫁』感動しました。

Posted byブクログ

2019/01/03

こんな名作が日曜夜にテレビで放送されていた時代の日本人は幸せだ。 向田さんのドラマ脚本のノベライズということで「本人の紡ぐ言葉」ではないと思って、この本に出会うのが遅れてしまった。これまで向田作品をほぼ読んだつもりだったのに、自分はまだその神髄に触れていなかったと、読後に思った。...

こんな名作が日曜夜にテレビで放送されていた時代の日本人は幸せだ。 向田さんのドラマ脚本のノベライズということで「本人の紡ぐ言葉」ではないと思って、この本に出会うのが遅れてしまった。これまで向田作品をほぼ読んだつもりだったのに、自分はまだその神髄に触れていなかったと、読後に思った。 後書きでは、演出家・鴨下さんが向田さんという希有な存在の喪失を心から惜しまれている。鴨下さんの向田さんへの思いは、どうしていつもこんなに胸を打つのだろう、と感心する。向田さんの魅力が詰まった一冊だと思う。

Posted byブクログ

2011/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

落ちぶれた姉、金はあるが離婚したい妹、とりもつ兄。お互いに本音かくしつつ・・・密室劇とはこういうものか。泣けた。

Posted byブクログ

2009/10/04

久々の向田邦子作品。 ホームドラマ用に書かれたのかな? 内容は、まぁハッピーエンドで分かりやすい、よくある話だった。 兄弟ってこういうとこあるよねーって共感したり、娘の気持ちに感情移入してイライラしたり。笑 さすが、シナリオライター!! さらっと読める感じでした。

Posted byブクログ