堪忍箱 の商品レビュー
すいすいいっき一日読み。「敵持ち」が一番良かった。「砂村新田」のやさおとこもいいねぇ。こういうスカッとした男が出てくる話が好きだ。
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どれもすっきり終わらない話で、人生の位置部分を切り取ったような 薄く匂わせる程度の真相や見えない先行き、はっきりしない結末も良いな。 「お墓の下まで」が良かった。
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- ネタバレ
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宮部みゆきさんの時代小説は何度読んでも面白い。短編集。 この代表作『堪忍箱』の意味が何度も読んで未だに分からない。 『十六夜髑髏』の終わり方が印象的。
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短編集ってことを差し引いても、いつもの宮部作品より薄味な気がしてしまった。なんか物足りない。 しかし、最後のお話だけは(既読だったけど)味があってじんわりと良かった気がする。
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ひとにはそのひとだけの物語と秘密がある。 短編集。 再読なのだがさっぱ覚えていない…。(短編は印象に残りにくいんだよなあ) 「お墓の下まで」とかが結構すきです。
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蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる...。決して中を見てはいけないというその黒い文箱には、喪の花・木蓮の細工が施してあった―。物言わぬ箱が、しだいに人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下...
蓋を開けたら最後、この近江屋に災いが降りかかる...。決して中を見てはいけないというその黒い文箱には、喪の花・木蓮の細工が施してあった―。物言わぬ箱が、しだいに人々の心をざわめかせ、呑み込んでいく表題作。なさぬ仲の親と子が互いに秘密を抱えながらも、寄り添い、いたわり合う「お墓の下まで」。名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇。人生の苦さが沁みる時代小説八篇。
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(収録作品)砂村新田/堪忍箱/かどわかし/敵持ち/十六夜髑髏/お墓の下まで/てんびんばかり/謀りごと
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(「MARC」データベースより) 蓋を開けたら災いが降りかかるという堪忍箱とは…。江戸の怪異をとおして、人間の哀しさと弱さ、それ故にひたむきに生きる人々を活写する話題の秀作集。表題作を含む8編
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時代小説短編8作品。 宮部みゆき、時代物を読むのははじめてですが、時代物というより人情を描いた作品。 かどわかし、敵持ち、お墓の下まで、てんびんばかりがおもしろかったです。
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名もなき人たちの日常にひそむ一瞬の闇を集めた時代小説、全8編の短編集です。 なかなか面白かったです!! オチもまぁまぁ。じーんとする話もあったり。 宮部さんの時代小説はキャラに感情移入が出来る長編の方が断然面白いですが、短編も読みやすくて好きです♪
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