幸せになりたい の商品レビュー

乃南アサ(著者)

2018/11/18

人それぞれの幸せの形。短編7作。

・キャンドルサービス
・背中
・お引っ越し
・たのしいわが家
・口封じ
・挨拶状
・二人の思い出
・あとがき

女性が主体の妬み、嫉みの愛憎劇に、男の欲望に振り回される女と強かさなど。

全体的にぞくっとするものあり。

2015/05/03

2015.5.3 読了

7編からなる短編集。

どの話も 怖い～～Σ(||ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨｨ
けど、キライじゃないです。

読みやすかった。

出てくるツールが ポケベルとかで
時代が 感じられたけど。

2013/01/02

新年はじめの一冊も相変わらずアサさん。
サスペンス短編です。
確かにラストは各章ぞっとするのですが、
読みながら、やられた方にかけらも同情もせず、
よし！みたいな意地悪な気持ちが隠せないことは白状します/////
特に最終章、よくぞやってくれた。スッキリ！

2017/10/31

再読
1991年1月から1996年7月までに月刊「小説non」に掲載された辛口短編集。
救いようのない話もあるが、「お引越し」と「二人の思い出」は痛快。オチが見えつつも面白かった。

2011.2.24
再読。
やっぱり乃南アサってすごい。
女性心理もの短編集、辛口具合が絶品。

2010/05/27

おもしろかった。短編集で，特に「お引越し」は読んでてすっきりしました。男女の愛憎を描くのはとても上手だと思います。

2010/02/25

心理サスペンスと書いてあった通り書かれている内容は背筋がぞーっとするようなものもありました。中でも「口封じ」は何とも後味の悪い終わり方で気が滅入りました。弱いものに強い人間と言うのは大嫌いなのです。でも平気でそういうことをしてしまう人間にはきっと何を言っても伝わらないんだろうなとも思います。だって自分のような気持ちを少しでも持っていれば決してやらないだろうと思うからです。

そんな中でも「お引越し」と「二人の思い出」は痛快でした。バカな男は痛い目に遭わせてやりたくなります。正義は必ず勝つと言った心境でした。

心理サスペンスでも後味スッキリのものが好きです。

2009/10/04

図書館で借りた。

短編集。

キャンドルサービス、玉の輿に乗った人の結婚式での振る舞い。
背中、中年既婚者を略奪した若い女性と略奪された元妻の話。
お引っ越し、散々人に嫌がらせをしていた会社人間の末路。
たのしいわが家、放火癖のある女性とその母親の話。
口封じ、若い介助婦が近所の人に注意され、問題が発生する話。
挨拶状、カメラマンが昔の仲間から挨拶状を受け取り、あわてる。
二人の思い出、二股をかけてる男が片方と結婚しようとして起こる問題。

お引っ越し、は読んですっきりする話だった。

2009/10/07

目の前で読まれたら、（人生に迷ってるのかな？）と誤解されそうなタイトルじゃないですか？
ちょっと抵抗あるなぁ。
それは置いといて、今度は男女の間をテーマにしたミステリー短編集。
ミステリーというよりホラー？
女の恨みや復讐は幽霊なんかよりよほど恐ろしいものだ。
特に最後の「二人の思い出」なんてもうねぇ。あれをされたら人生崩壊だわ。

2011/07/15

味のある短編集だったなぁ。どうということのない一般の人の中にも、ちょっとぞくぞくするような現実があったり。。うまい作家だと思う。

2009/10/04

この作品、二人の思い出を含めキャンドル・サービス、背中、お引っ越し、たのしいわが家、口封じ、挨拶状の７作品短編集です。

イチバン印象に残ったのはキャンドル・サービスでしょうか。
背中もまぁまぁ。
お引っ越しと口封じは似たような印象、、人生って、人間って、、って。ねぇ。
一生懸命なのに悲しいもんだ。