サルビルサ の商品レビュー
なんて面白い。 昔話のようで、現代的に感じるのはこの絵のせいなのか。 呪文のような、回文で会話。 このシンプルさが相容れない両族を際立たせる。 どちらも合わせた鳥族が漁夫の利を得る。 なんて皮肉、そして薄ら怖いラスト。
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「モジモジモジ」「ジモジモジモ」 と戦う(?)サルビ軍とビルサ軍。 結末がおもしろい。 そして、「円満」という言葉通り、「円」って平和だなあと実感。 長谷川摂子さんは、「私がサルビ軍、みんなはビルサ軍ね」と決めて読み始めるのだそう。 機会があれば、お試しを。
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お気付きの通り、タイトルが回文になっています。 意味は判別できないのですが、内容は、戦争の馬鹿馬鹿しさを表現しているのかと思われます。 ですが、決して重苦しい内容じゃありません。 ジモ、モジ、ビルサ、等、意味不明な言葉が勢いよく飛び出して来て、読んだ人、観た人、それぞれ...
お気付きの通り、タイトルが回文になっています。 意味は判別できないのですが、内容は、戦争の馬鹿馬鹿しさを表現しているのかと思われます。 ですが、決して重苦しい内容じゃありません。 ジモ、モジ、ビルサ、等、意味不明な言葉が勢いよく飛び出して来て、読んだ人、観た人、それぞれの心に、違った印象が浮かぶんじゃないかな? 色彩豊かで強烈な画風と回分のセリフ廻しに、 ハマる人はハマる、 つまんないと感じるのは大人だけ、 何故か子供は大好きになる、 そんな一風変わった作品です。 ハマった僕は、幼稚なのかなぁ…
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かなりアヴァンギャルドな絵本を読んでしまった……3分もかからずに最後のページまでめくってしまった後、たっぷり5分間はこの作品の意味するところを考えてしまいました。 絵は緻密、しかしどことなく恐ろしい、台詞はそれ単体としては意味不明、ただひたすら理解不能な言い合いをして……描かれ...
かなりアヴァンギャルドな絵本を読んでしまった……3分もかからずに最後のページまでめくってしまった後、たっぷり5分間はこの作品の意味するところを考えてしまいました。 絵は緻密、しかしどことなく恐ろしい、台詞はそれ単体としては意味不明、ただひたすら理解不能な言い合いをして……描かれている現象は分かります、ですが過程が一見、意味不明なのです。 だから考えます。もしかしたら、子供なら考えるまでも無く感じられるのかもしれません。でもそれが出来なかったワシは考えます。そして一応、簡単ですが自分なりの解釈ができましたし、腑に落ちました。 その解釈の正解を求めることは無粋でしょう。絵の持つ力、絵本の持つ手法、それを感じながらそれぞれの物語を感じるのが、本作の魅力なんだろうと思います。
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読了。 『サルビルサ』とはいったいどういう意味なんだろう? 登場人物が意味が分からない言葉をしゃべっている。 あえてそのようにしたのは、何でかなーと考えてみたり。 彼らは、相手の言葉を理解してたのかな。まぁ、何となくはしてたに違いない。読者であるわたしも、ニュアンスは通じる...
読了。 『サルビルサ』とはいったいどういう意味なんだろう? 登場人物が意味が分からない言葉をしゃべっている。 あえてそのようにしたのは、何でかなーと考えてみたり。 彼らは、相手の言葉を理解してたのかな。まぁ、何となくはしてたに違いない。読者であるわたしも、ニュアンスは通じるから。 と、いろいろ考えてしまう絵本。
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戦争をバカバカしく描くことによる戦争批判の絵本と思いました。が、先日そうじゃない解釈の人もいるんだとわかって、本棚に。
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芸術は爆発だ!といったまさに岡本太郎氏の世界のような、ザ・スズキコージワールド☆ スズキコージファンにはたまりません。大傑作ですよね♪
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暗号みたいなせりふ。 さかさに読んでも同じ。 戦争をテーマにしても読めるかも。 サルビ軍VSビルサ軍で読みあっても。
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「サルビ!」「ビルサ!」「サルビルサ!」と、言語不明ながらきっちり展開される物語。絵の迫力も半端じゃない!
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「サルビ」と「ビルサ」、売り言葉に買い言葉。ちょっとした事から民族を挙げての戦争に発展。言語や文化の差がもたらす争いって実際は非常に馬鹿らしい。けれどもそれに気づくまではひたすら絵の迫力に圧倒!
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