【小説】こちら葛飾区亀有公園前派出所(Ⅱ) の商品レビュー
単行本148巻も出し…
単行本148巻も出して小説も出す作者はすごい
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本当は「ギューゲスと彼の指輪」岩波文庫赤420-3 お墓から魔法の指輪(その指輪を内側にまわすと透明人間になれる指輪)を手に入れ、王になる青年ギュゲスの物語です。プラトンの国家に引用されているギュゲスは野望に満ち、お后と姦通し、国を乗っ取ってしまう野心家として描かれていたように思...
本当は「ギューゲスと彼の指輪」岩波文庫赤420-3 お墓から魔法の指輪(その指輪を内側にまわすと透明人間になれる指輪)を手に入れ、王になる青年ギュゲスの物語です。プラトンの国家に引用されているギュゲスは野望に満ち、お后と姦通し、国を乗っ取ってしまう野心家として描かれていたように思います。 この戯曲では美しい心を持った知と愛にあふれる青年として登場します。王のイタズラ心と后の国の慣習に翻弄される姿は涙を誘います。 国家とこの戯曲、どちらが先に編まれたのか? この文庫の第1刷が1953年、プラトンの国家とは比ぶべきもなく新しい作品です。文庫の解説によると、ヘロドトスとプラトン国家の記述からこの作品を編んでようです。 「ギュゲス」の名を聞いて、プラトン国家に引用されている原本だと錯覚し、喜び勇んで読んだのはワタシの不明ですが、これはこれで棚からぼたもち!なかなか良い作品でした。
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今更ですが、「こち亀」は面白いです。登場人物の個性の強さも、1話1話の話の展開も、よくネタが尽きないなあと読んでいて常に唸らされます。僕のドンピシャこち亀時代はだいたい60巻くらいから100巻くらいまでなのですが、特にその辺りの巻は繰り返し読んだものです(今もたまに読み返しますが...
今更ですが、「こち亀」は面白いです。登場人物の個性の強さも、1話1話の話の展開も、よくネタが尽きないなあと読んでいて常に唸らされます。僕のドンピシャこち亀時代はだいたい60巻くらいから100巻くらいまでなのですが、特にその辺りの巻は繰り返し読んだものです(今もたまに読み返しますが)。 今年は連載30周年で、また再び盛り上がりを見せていますよね。4年おきに登場する日暮さんが、すでにレアキャラでなくなっているところがすごいです。
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