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「論語」一日一言 の商品レビュー

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論語の教えは現代にも…

論語の教えは現代にも通用するもの、あてはまるものが多い。一気に覚えなくても一日一つ覚えるだけで支えになる言葉である。

文庫OFF

2012/01/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

「論語」には、40代に関する言葉が多い 書籍「論語一日一言」(村山孚著・PHP文庫刊・388頁)から。 孔子が多彩な弟子たちとの対話によって 「仁」の思想に基づく君子の道と、 真に人間らしい生き方を説いた「論語」をわかりやすく解説し、 一日一話の形で編集された、私の愛読書である。 その中で彼は、40代に関する言葉が多い、と気付いた。 お馴染みの「四十而不惑」(四十にして惑わず)から、 「四十五十にして聞こゆることなくんば、 これまた畏るるに足らざるのみ。 (40歳、50歳にもなって、これはという特徴がないような者は、 恐れるに足らない) 「年四十にして悪まるるは、それ終わらんのみ」等 (40歳にもなって人に憎まれるようでは、もう、おしまいだな) これは何を意味するのか。 孔子が40代という世代を重視していたのか、 それとも40代の弟子が多かったので、自分たちの世代についての 師の発言を特に覚えて記録したのか・・と定かではないが、 私は、前者の意味に解釈したいと思う。 40代の男性、女性のみなさん、是非「論語」を一読して欲しい。 1つでも、心に残ることがあればいいじゃないか。

Posted byブクログ