風の博物誌(上) の商品レビュー
タイトルがいいですね…
タイトルがいいですね。目には映らない存在に対して思いを馳せることの魅力を再認識させてくれました。
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様々な科学の成果を駆…
様々な科学の成果を駆使し、世界中の宗教・美術・文学・音楽の中にあらわれた風の姿を追い、この不可解な自然力をトータルに捉え、ユニークな生命観を展開する「見えないもの」の博物誌。
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タイトルにひかれて手…
タイトルにひかれて手に取った本。風というものについて思いをめぐらせた一冊。
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風に関する世界中の様々な話題を集めた本。ガイア理論的な所から始まり、たくさんのジャンルに触れる内容になっている。物理学、地理学、生物学、社会学、歴史など。薄っすらでもこれらの知識があれば楽しめると思う。 個人的には台風にドライアイスをぶち込んで弱める有名な実験が載っていた事と、空...
風に関する世界中の様々な話題を集めた本。ガイア理論的な所から始まり、たくさんのジャンルに触れる内容になっている。物理学、地理学、生物学、社会学、歴史など。薄っすらでもこれらの知識があれば楽しめると思う。 個人的には台風にドライアイスをぶち込んで弱める有名な実験が載っていた事と、空の高い層には紫外線から身を守るためか黒い菌だけが存在している辺りの説明が印象に残った。
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内容(「BOOK」データベースより) 風は天の息である。地球という一つの大きな生命体の血液循環系と神経系の役割を果たし、創造の手助けをしている。だが、人間はこの風について間接的にしか知ることはできない…。様々な科学の成果を駆使し、世界中の宗教・美術・文学・音楽の中にあらわれた...
内容(「BOOK」データベースより) 風は天の息である。地球という一つの大きな生命体の血液循環系と神経系の役割を果たし、創造の手助けをしている。だが、人間はこの風について間接的にしか知ることはできない…。様々な科学の成果を駆使し、世界中の宗教・美術・文学・音楽の中にあらわれた風の姿を追い、この不可解な自然力をトータルに捉え、ユニークな生命観を展開する「見えないもの」の博物誌。 目次 第1部 風と地球 第2部 風と時間 第3部 風と生命
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とことん風について羅列されているユニークな本。 著者は海上で生活しているというユニークな御方で、それ故自然、特に風については熟知している。 事実をつらつら書き連ねた解説本のようなところもあり、正直眠くて辛いところもある。しかしトルネードのエピソード等、思わず笑ってしまうような事象を取り上げることもある。 というのは前置きで是非最後の章を読んでいただきたい。約10年ごとのスパンで世界規模で流行するインフルエンザについての記述がある。今ほど世界の交流が活発でない昔から世界規模でのインフルエンザの流行がある、というのとは世界に拡散するのは気流や風の影響だというものだ。コロナもそうだとすると、始めから水際作戦を取るのは完璧とは言えないということだろう。
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