レ・ミゼラブル(上) の商品レビュー
1880年代のフランスを舞台とした混沌とした時代の話。 20年ぐらい刑務所に居た男が出所した辺りは世の中の不幸な出来事を全て混ぜた話。物語が進むにつれ、コゼット・マリユスの恋話へ。 タイトルは知っていたが内容を知らなかったので読んでみた。図書館の児童文学書コーナーに置いてあ...
1880年代のフランスを舞台とした混沌とした時代の話。 20年ぐらい刑務所に居た男が出所した辺りは世の中の不幸な出来事を全て混ぜた話。物語が進むにつれ、コゼット・マリユスの恋話へ。 タイトルは知っていたが内容を知らなかったので読んでみた。図書館の児童文学書コーナーに置いてあったので子供向けの童話かと思いきや、全く違っていた。前半の話は大人が読んでも心が暗くなるような話ばかり。人間不信になるから子供には読ませられない。と思っていたら、後半は恋話。かなり二人の恋の難関はレベルが高そうだが是非ハッピーエンドで終わって欲しい。 作者ユゴーは詩人らしい。文章とか情景描写が綺麗だと思った。かなり臭すぎる部分もあるが、それもまたよし。
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大学入ってから思い立って読んだ。 児童書だったんだね、この本。 上巻だけしか読んでない。今と感性の違いがあってか、行動に理解できない部分が多くて、内容そのものに疑問を感じてしまった。
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なんてユーモラスなんだろう!読み出すと止まらない。訳も違和感がなく素晴らしい。そしてこの本をさらに惹きたてるのは、数名の絵師による挿絵。『レ・ミゼラブル』を読むにあたって、本そのものがいくら重くとも、福音館書店のものを選んで良かったと思う。
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どんなお話だったか忘れてしまったんですが(苦笑)確かことの始まりは、パンを盗んでうんたら〜でした。「ああ、無常」で有名ですよね。表紙の女の子が好きです。
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たった1個のパンを盗んだために囚人となったジャン・ヴァルジャンの数奇な運命を、19世紀前半の混乱したフランス社会を背景に雄大に描いた大河ロマン。
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レ・ミゼラブルは全訳なら岩波文庫で良いんですけど、あえて子供向けのこっち。全訳だと当時のパリ事情とか政治とかトリビアルな情報がいっぱい余談としてあるんですが、これはばっさりカットして話の本筋に集中できるようになってます。それに、文体がこっちの方が訳者のこだわりを感じて好き。完全に...
レ・ミゼラブルは全訳なら岩波文庫で良いんですけど、あえて子供向けのこっち。全訳だと当時のパリ事情とか政治とかトリビアルな情報がいっぱい余談としてあるんですが、これはばっさりカットして話の本筋に集中できるようになってます。それに、文体がこっちの方が訳者のこだわりを感じて好き。完全に趣味の話になりますが。 挿絵も良い。
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