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魔法使いが落ちてきた夏 の商品レビュー

4.6

30件のお客様レビュー

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2010/12/03

幼少に読んで、忘れられなくて買った一冊。格好良い魔法使い、必死に困難にぶつかる主人公、封印の石碑にワインの猫。すべて好き

Posted byブクログ

2010/07/20

“あしゅらは、くすっと笑ってから、見たことある表情でわたしのほうを向いた。新宿のポストカード屋さんからにげてかえってきたとき、家にたどりついて思わずなみだが出たわたしを、だまってなぐさめてくれたあしゅらの表情……。 おばあさんのしわくちゃと、お母さんの笑顔と、たった一ぽきで荒れた...

“あしゅらは、くすっと笑ってから、見たことある表情でわたしのほうを向いた。新宿のポストカード屋さんからにげてかえってきたとき、家にたどりついて思わずなみだが出たわたしを、だまってなぐさめてくれたあしゅらの表情……。 おばあさんのしわくちゃと、お母さんの笑顔と、たった一ぽきで荒れたところを生きてきたような動物の強い目と、夜空で見る月の、氷よりもずっととうめいな光と、それから……星雲のような、手ではさわれないけどぜったいあるもの。そんなものすべてを、ぜんぶあわせたような表情。あの不思議な表情。 だけどあしゅらの表情は、変わろうとしていた。何かを決めて、どこか遠くへ離れていってしまう表情に……。あしゅらから不思議な表情が消えていく。しわくちゃのおばあさんが向こうを向いた。お母さんが、強い目の動物が、向こうへ歩いていってしまう。つきがしずんで、宇宙が消えた。 わたしはそれを引きとめるように、もういちどこっちを向かせるために、必死に言葉を出した。 「わたしにできること、ある?」” 何故か唐突に読み返したくなって再読。 小学生で初めて読んだ時、エンドが衝撃的だった気がする。 携帯電話から溶岩とか。 “「カナはもうこれで一生、悪夢を見ない。私の世界に伝わるおまじないだ」 そうして、わたしの右手から、あしゅらの手がはなれた。一度だけうなずいて、あしゅらは、いざなみのあとを追いかけるように走っていった。わあしの口から思わず大きな声が出た。 「あしゅらぁ!」 こっちを向いたあしゅらが、笑顔のままいった。 「また、どこかで会おう!」 わたしも、やっと笑顔になれた。 「うん!」 そうこたえて、手をふった。”

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2010/05/03

えり*小学生の時に読んで、物凄くわくわくした本です! 今でもタイトル見るだけであのわくわくが蘇る…

Posted byブクログ

2012/07/14

魔法使いが落ちてきた夏。 呪文を唱え、魔法を操り、漆黒のローブを着こなす魔法使い。 この物語では、そんな魔法使いの阿修羅が東京都中野に迷い込むのですが、敵対勢力である白の人々に追われていて…。 この本を初めて読んだ時、私はまだ9歳ぐらいでした。 主人公のカナより年下でした。 私...

魔法使いが落ちてきた夏。 呪文を唱え、魔法を操り、漆黒のローブを着こなす魔法使い。 この物語では、そんな魔法使いの阿修羅が東京都中野に迷い込むのですが、敵対勢力である白の人々に追われていて…。 この本を初めて読んだ時、私はまだ9歳ぐらいでした。 主人公のカナより年下でした。 私には阿修羅はもちろんですが、カナも恰好よく見えました。 とても丁寧に書かれた文章です。 ファンタジーが好きなら、絶対楽しめる本です。

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2009/10/14

ワクワクする要素がギュ〜っと詰まった一冊。 魔法使いの阿修羅と伊邪那美が格好良すぎる。 いたって普通の女の子の視線で描かれているストーリーだから、余計に魔法使いがかっこよ〜く感じられる。 いつか漫画化やアニメ化してほしい!

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2009/10/04

あしゅらの格好良さに惚れた。ファンタジーにハマるきっかけをくれた本。 呪文詠唱そのものの文章が入る本はこれが初めてだった。

Posted byブクログ

2009/10/04

友人Sちゃんが毎夏読んでいるそう。 読もう読もうと思って、いまだに読んでいません。 しかし、Sちゃん推奨なんだから当たりなはず!

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2009/10/04

お土産のポストカードから物語が始まり、吸い込まれる様に読んだ記憶があります。 主人公と一緒になって、ハラハラドキドキしていました。 夏には、思い出したように読み返します。

Posted byブクログ

2009/10/04

ふつーの小学生のところに魔法使いが文字通り落ちてくる 小学校の図書室で発見した本ですが、題名を覚えておらず(また) でもまた読みたくて探し、最近手に入れた本です 呪文やなにやらも好きだけど ちび阿修羅とカナの生活が長く続けばいいと思ってしまった

Posted byブクログ

2009/10/04

 石版に閉じ込められた魔法使いを、偶然ひとりの女の子が解放するところから始まる。  「あしゅら」に憧れたね。自分のキャラに「アロガ」ってつけたね。  やっぱり白=正義、黒=悪でないとことか、魔法が正統派にかっこいいのに私でも実践できそうなところ(ワインでネコ作る奴とか)にドキドキ...

 石版に閉じ込められた魔法使いを、偶然ひとりの女の子が解放するところから始まる。  「あしゅら」に憧れたね。自分のキャラに「アロガ」ってつけたね。  やっぱり白=正義、黒=悪でないとことか、魔法が正統派にかっこいいのに私でも実践できそうなところ(ワインでネコ作る奴とか)にドキドキしたなあ。

Posted byブクログ