イギリス王室物語 の商品レビュー
イギリス王室の通史というよりかは、歴代の国王にまつわる面白・珍エピソードを紹介するといった本。だから比較的簡単だし、すぐ読み終わった。ただその文まじめに勉強したい人には不向きかもしれない。個人的には、王室は今も昔も舐められてたんだなぁ、とは思えて楽しめた。泥棒に間違われたり、酒場...
イギリス王室の通史というよりかは、歴代の国王にまつわる面白・珍エピソードを紹介するといった本。だから比較的簡単だし、すぐ読み終わった。ただその文まじめに勉強したい人には不向きかもしれない。個人的には、王室は今も昔も舐められてたんだなぁ、とは思えて楽しめた。泥棒に間違われたり、酒場で臣下に騙されたり、皮肉を言われたり。そういう意味では面白かった。
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1996年発行。ダイアナ妃とチャールズ皇太子が、離婚秒読みだった頃に書かれた本。 世界中が、英国王室のスキャンダルに興味津々だった頃に書かれたので、ニーズに鑑み、歴代の王様女王様の下半身事情にいっぱいページが割かれている。 ピックアップされているのも、そっち方面が華やかな王様ばか...
1996年発行。ダイアナ妃とチャールズ皇太子が、離婚秒読みだった頃に書かれた本。 世界中が、英国王室のスキャンダルに興味津々だった頃に書かれたので、ニーズに鑑み、歴代の王様女王様の下半身事情にいっぱいページが割かれている。 ピックアップされているのも、そっち方面が華やかな王様ばかりなので、結果的に有名人が多く、英国史入門として読むのにいいかも。 個々のエピソードが派手すぎて、英国史の流れにまで、読んでて意識が及ばないのが困った所。(笑)
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歴史書として読むのではなく、軽い読み物として読むことをお勧めします。 参考文献も、歴史書も含まれていますが、軽い読み物も多く、歴史書を読み始める前段階だと思われます。 極東の日本が,極西のイギリスから学ぶことは多いかもしれません。 共に文化の果てで,ありとあらゆる文化を受け入れている。 イギリスはフランスからのラテン文化と, スウェーデン、ノルウェーからのアングロサクソン文化と, 地元の文化と,混合文化の強みを持っているかもしれない。 日本が,インド、中国,朝鮮からの文化と南方、北方からの文化が混じった文化の強みと対比できるとよい。 イギリスという体制を整えた後の歴史が約1000年イギリス王室を、約2000年の歴史があるかもしれない天皇家が、近代化の見本としたことを、 どう理解すればいいかを考えるきっかけにするのもよいかもしれません。 イギリス王室と天皇家を対比させながら読むとよいかもしれません。
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英国王室に脈々と流れる血、それは「女好き」らしい。その分(というのかは分からないが)、女王の時代は国がますます発展するという。 ダイアナが亡くなる前に書かれた本なので、ダイアナとチャールズの行方について注目していることが節々から伝わってくる。お家芸であるチャールズの「女好き」の結果は、ダイアナの悲劇的な死だということを、現代に生きる我々は知っている。 いずれ訪れるチャールズの時代はその人気のなさ故に、王室の危機となるだろうという論調の文を読んだことがあるが、ここで「女王」エリザベス二世がどれだけ王室のために頑張ってくれるのかが将来を決定するかもしれない。
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イギリス王室の系譜といえば、ヘンリー8世の女性遍歴を真っ先に思い浮かべてしまうが、その前と、それに続く時代の様々な王室の人々も、これまた型破りで、読んでいて飽きない。
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さあそろそろ受験関連で読むかなと思って手を出したんですが、そういう方面(どういう治世だったかとか)について知りたい方は、読んでも仕方ないと思います(笑) でも歴代の、教科書レベルで出てくるような歴代の王様方がどんな色恋をしていただとか、人間の側面を面白く描いてくれてます。ので、興...
さあそろそろ受験関連で読むかなと思って手を出したんですが、そういう方面(どういう治世だったかとか)について知りたい方は、読んでも仕方ないと思います(笑) でも歴代の、教科書レベルで出てくるような歴代の王様方がどんな色恋をしていただとか、人間の側面を面白く描いてくれてます。ので、興味は沸くと思います。 読み始めた頃、調度テレビで「ブーリン家の姉妹」を観て、ヘンリー8世役がエリック・バナ。ああ、「見よ!この見事なふくらはぎを」とか言っちゃうのかとちょっと吹きました。
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友人に紹介してもらった奇人変人大集合のイギリス王室の話です。…いや、そういう人達を集めた本なんだから当たり前だけど。歴史苦手でも読めます、と言うか伝記に近い?
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「長いイギリス王室史を彩る王・女王をピックアップして、彼ら彼女らの功罪を語ることで、イギリス王室をつらぬく、いくつかの血脈のようなものを探れれば・・・」というテーマのようです。 ヘンリー8世、エリザベス1世、ジェームズ1世、チャールズ2世、ジョージ1世、ジョージ4世、ヴィクトリ...
「長いイギリス王室史を彩る王・女王をピックアップして、彼ら彼女らの功罪を語ることで、イギリス王室をつらぬく、いくつかの血脈のようなものを探れれば・・・」というテーマのようです。 ヘンリー8世、エリザベス1世、ジェームズ1世、チャールズ2世、ジョージ1世、ジョージ4世、ヴィクトリア女王、エドワード8世というセレクトなのですが、アソシエは読んでみてなかなか面白いセレクトだなあと思ったのですが、英国史に詳しい方はどんな感想をお持ちになるんでしょうね。
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特に個性的、世界に影響を与えた国王、女王に特化した本。 全てをフォローしてる内容ではないのでその辺をふまえて読むべきです。
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「イギリス王室物語」ってタイトルとはちょっとはずれてる気がしてならないけど、イギリス史の中でもエピソードにとんだ王を7人挙げてその生涯を紹介しているというもの。エリザベス女王の恋の話がおもしろかった。しかし、この人の本をおもしろく書く技術はすごいと思う。やっぱり本のおもしろさって...
「イギリス王室物語」ってタイトルとはちょっとはずれてる気がしてならないけど、イギリス史の中でもエピソードにとんだ王を7人挙げてその生涯を紹介しているというもの。エリザベス女王の恋の話がおもしろかった。しかし、この人の本をおもしろく書く技術はすごいと思う。やっぱり本のおもしろさって著者の書き方も大事なんだなって思った。
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