火竜の高師(3) の商品レビュー
引き続き主君の命を受け敵国での潜入を続けざるを得ないアルドリック。しかしそこには主君の企みがあった。彼の危機を救うべく友人が駆けつける。そして敵国の政争の中、再び姿を現す伝説の火竜。 今までの回収的に話が進みつつ収束に向かう巻。
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ピーター・モーウッドによるソード&ソーサラー、歳月 の書三部作である。 内容は何でも出てくる玩具箱のような感じ。剣士、魔法 使い、屍体使い、ドラゴン、狼男、宇宙人、クトゥルフ 神話さながらの魔神、etc.。それはもう本当に盛り沢山 なのである。よくもこれだけ詰め込んだなという感...
ピーター・モーウッドによるソード&ソーサラー、歳月 の書三部作である。 内容は何でも出てくる玩具箱のような感じ。剣士、魔法 使い、屍体使い、ドラゴン、狼男、宇宙人、クトゥルフ 神話さながらの魔神、etc.。それはもう本当に盛り沢山 なのである。よくもこれだけ詰め込んだなという感じ さえする。これだけいろいろと盛り込んだソード& ソーサラー、面白くないはずはないと思うのだが…。 実際ある程度は楽しむことは出来る。特に物語の構造が 単純な1巻は素直に読み進めることが出来ることも あって悪くない。だが、どうも文体というかこの作者の 特徴なのか、思わせぶりな叙述がやたら多いのが難点 なのだ。謎を提示して答をなかなか出さずに引っ張るの ならまだわかる。だがこの作者は「謎がありますよ」と だけ言って、その答どころか謎自体が何であるかすら 書かないというパターンが多すぎるのだ。ストレスが たまるのである。所詮はソード&ソーサラーなのだし、 もっと単純で素直に楽しみたいものなのだがなぁ。 こういう本を読むとコナンとかもう一度読みたくなって くる。うずうず(笑)。
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忠誠を捧げた王の密命をうけ、強大な敵帝国ドルーサルに、ただひとり潜入した青年騎士アルドリック。だがこの任務自体、自分を陥れる王の奸計であることを、彼は知る由もなかった。彼を救わんと、養父にして無敵の老魔術師ゲメルと、国王衛兵隊長デワンは王の元をはなれ旅路を急ぐが…権謀術数渦巻く地に、やがて姿を現わす巨大な火竜!本格異世界ファンタジイ三部作完結。
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