ロシアとユダヤで解く 世界最終経済 の商品レビュー
1996年当時のロシア経済のゆくえから、世界史の闇と日本の今後を紐解く、宇野正美さんの著作。 冒頭、鳩山由紀夫がフリーメーソンであるという話が出てきます。フリーメーソンの言う「自由」「平等」「博愛」が、いかに欺瞞に満ちたものであるかを解説。さらに、「博愛」は「友愛」と訳したほうが...
1996年当時のロシア経済のゆくえから、世界史の闇と日本の今後を紐解く、宇野正美さんの著作。 冒頭、鳩山由紀夫がフリーメーソンであるという話が出てきます。フリーメーソンの言う「自由」「平等」「博愛」が、いかに欺瞞に満ちたものであるかを解説。さらに、「博愛」は「友愛」と訳したほうがいいそうです。 「博愛」とは人民に対する無限の愛という印象ですが、「友愛」はフリーメーソンである同士に対する愛という意味。 世界を、グローバリゼーションにより支配する人たちの団結心を表す言葉ということです。 先日、インターネット記者会見で、鳩山由紀夫が「外国人参政権」を導入する必要性に突いて「友愛」を連呼していたのが印象的。 鳩山由紀夫信用できネェぞ! 本書では、第二次世界大戦の原因となった、インフレについて解説してくれます。第一次世界大戦後のドイツのインフレは凄い! また、その後登場するヒットラーについても印象深い逸話を掲載。特に面白かったのが「ロンギヌス の槍」とヒットラーの関係。 キリストを突いたロンギヌスの槍は、保管されているそうで、若きヒットラーがそれを見たとたんに今までの彼とは全く変わってしまったとのこと。 憑き物にあったようだったとのこと。 ご存知のように、1920年以降の彼は歴史の主役に躍り出ます。 以前からヒットラーには興味があり、一般に言われるような精神的倒錯者とは全く思っていないので、彼に関する著作も、もっと読と思いました。 政策面で天才的な力を発揮したのですから、彼を擁護する著作がもっとあってもいいのではないかと思います。
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