クララ白書(2) の商品レビュー

氷室冴子(著者)

2013/06/11

クララの後編。
確か文庫サイズの時は『ぱーとII』となってたはず。

文化祭で大成功を納めた　しーの　と中等部。
そのしーのを見初めたヤツから初の『ラブレター』をもらった。
あれよあれよのデートのセッティングにレクチャー。
でも。結局はしーのを心配した取り巻きがハチャメチャにして。
純情可憐なしーのの初デート編。

トイレの『化け猫騒ぎ』で臆病なしーの。誰も信じてくれず・・・
時を同じくして寄宿舎破りの常習犯、アグネスの上級生が退学になった。
実は、しーのはトイレで聞いた化け猫の真相を確かめようとするとなんとそこには下級生　文　の寄宿や破りが？
悶々とする中、菊花とマッキーに絶交宣言され、化け猫が実はペット禁止なのにも拘らず『可哀想だから』と文に打ち明けられるしーの。
結局は死んでしまって、お墓を作って一件落着なんだけど、絶交宣言は続く・・・

クリスマス。バザーの用品作りに時間を取られるしーの。
化け猫騒ぎの件を話し、絶交は取りやめとなって。
が。アグネスの退学になった彼女がしーのを脅す。
それとマッキーの異変。
すったもんだの末に西藤さんと光太郎をバザーに呼び出した。
文化祭当日、実はマッキーの本命がしーのを助けたカテキョの西藤さんである事が判明。
さぁ、しーの。光太郎は怒り心頭っぽいけどどうする？

菊花の家に遊びにいく事となったしーのとマッキー。
父親の反対を押し切るために寄宿舎に入ったが、下手をすると転校の可能性もあるという。
そこで、小笠原流を獲得するために必死で頑張るが。
コイツ等に期待する方がマズい。
結局、菊花と菊花の父親の前で口喧嘩をしてしまった。
結果的には菊花と菊花の父親で話し合いがあって、無事にクララに戻って来る菊花。

なんか、懐かし過ぎて忘れてる。
だって・・・30年も前に一度読んだきりだから・・・
でも、もの凄く引き込まれて面白かった事だけは覚えてる。

2009/10/04

心臓バクバクの学園祭も終わってほっと一息のしーの。ところがラブレター騒ぎからてんやわんやの初デートなど盛りだくさんです。