平将門(上) の商品レビュー
東国(関東地方)に新…
東国(関東地方)に新しい国をつくろうと決意し、様々な謀略にも負けず自らの目的に進んでいく男のロマンを感じる
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平将門とはどんな人物…
平将門とはどんな人物だったのかを知りたいと思ったらぜひ本書を読んで欲しい。
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平将門といえば、生首を思い起こす。 なぜ生首を思い起こすのか。それすら無知のままの読書。 平安京に将門の首が送られ、晒されたが、3日目に故郷に向けて飛んで行ったという伝説があるらしい。 小説自体は面白く、読み進めやすいのだけれども、将門と言う人物にイマイチ魅力を感じきれなか...
平将門といえば、生首を思い起こす。 なぜ生首を思い起こすのか。それすら無知のままの読書。 平安京に将門の首が送られ、晒されたが、3日目に故郷に向けて飛んで行ったという伝説があるらしい。 小説自体は面白く、読み進めやすいのだけれども、将門と言う人物にイマイチ魅力を感じきれなかったところがあって、その分物足りなかった。 この「上」巻では特にまだ若い将門は、東風の朴訥さ、正直さ、田舎くささなどから、藤原忠平や平貞盛などに愛され、常に擁護されている様に感じる。 また、子春丸など、目の前の佞人を、すぐに信じてしまう。 人はいいのだろうけど、頭領としての器は? 三国志の劉備にいらっとするかんじとちょっと似ている。 風土記に「常世の国」としるされていると言う常陸の国。 一度でいいから行ってみたいと思った。
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全2巻。 平将門。 初童門。 少し警戒。 書き出しが嫌。 けどだんだん面白い。 今まで読んだ将門で、 一番純粋な将門かも。 そして一番興世王がムカつく。 あと忠平が一番良い人そう。 というか忠平のくだりは少しやりすぎ。 全体的に少しだけ薄味。 物語は面白いが掘り下げが若干浅...
全2巻。 平将門。 初童門。 少し警戒。 書き出しが嫌。 けどだんだん面白い。 今まで読んだ将門で、 一番純粋な将門かも。 そして一番興世王がムカつく。 あと忠平が一番良い人そう。 というか忠平のくだりは少しやりすぎ。 全体的に少しだけ薄味。 物語は面白いが掘り下げが若干浅いか。 海音寺版と比較するとどうしても。 将門記は将門と貞盛のやるせない感じと 後半引きずられていく将門の葛藤が 見せ場と思ってるんだけど、 将門と貞盛の関係はやっぱり海音寺版がダントツ。 少しキレイすぎたかも。 好きだけど。 キュンとはなった。 物語としては好きな方。 新しい騎馬戦法を開発したから強いって説も 少し説得力がある気がして面白かった。
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