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コズミック の商品レビュー

3

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2022/09/25

とにかく面白い。探偵一人ひとりに推理法があり、班ごとに分類されたり…そして本でしか味わえない魅力的な謎と犯人! 時代が早すぎた作品。JDCシリーズの再開を熱望しています!!

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2022/07/12

2022年7月11日読了。「密室卿」なる怪人物からの「今年1年間で1200人の密室殺人を行う」なる犯行予告は遠く時代を超え、日本・イギリスにまたがる超絶犯罪の幕開けだった!対する超人的探偵集団JDCのメンバーの推理は…?恐ろしく分厚いメフィスト賞受賞作、ミステリ界に衝撃を与えたと...

2022年7月11日読了。「密室卿」なる怪人物からの「今年1年間で1200人の密室殺人を行う」なる犯行予告は遠く時代を超え、日本・イギリスにまたがる超絶犯罪の幕開けだった!対する超人的探偵集団JDCのメンバーの推理は…?恐ろしく分厚いメフィスト賞受賞作、ミステリ界に衝撃を与えたという清涼院流水のデビュー作だが…あらすじから呆れかえる、こんなバカミステリ(褒め言葉)を書き切る手腕には脱帽しかない。「いやゆうてもそれ無理やろ」とツッコんでも意味がない、とにかくこの世界観に浸り切って脳のどっかがおかしくなったであろう得難い読書体験を得られた。なんだろう?もっと文体を工夫したり無駄をなくせばもっと読みやすく面白い小説になるような気もするのだが、この作者の作品はこうでないと面白くならないのだろうか…?

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2022/06/02

「今年1200の密室で1200人が殺される」という密室卿を名乗る人物からの犯罪予告が届き、全国で毎日密室殺人が起き始める。 ぶっ飛んだアイディアのミステリー、自分が予想する真相は見事に全部外れた。 真相については賛否両論ありそうだけど、個人的には面白いと思った。 ただ流石...

「今年1200の密室で1200人が殺される」という密室卿を名乗る人物からの犯罪予告が届き、全国で毎日密室殺人が起き始める。 ぶっ飛んだアイディアのミステリー、自分が予想する真相は見事に全部外れた。 真相については賛否両論ありそうだけど、個人的には面白いと思った。 ただ流石に長すぎる。 無駄と思えるほど登場人物が大量に出てくる上に、名前も読み辛いため誰が誰だか殆ど認識せずに読み進めた。 講談社文庫の作品らしいといえばらしいけど、もっとコンパクトにして欲しい。

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2021/09/18

1200の密室で1200人を殺すという殺人予告から始まった本作。軽快なタッチで次々と描かれていく惨劇。書籍の物量に圧倒されながらもサクサクと読むことができました。想定外のロジック、真相は若干、人を選びそうですが、清涼院先生の魅力が詰まった作品にもなっているかと思います。

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2016/02/04

とりあえずミステリーとしたが、どうなのだろうか。ミステリー部分はほとんど言葉遊びと呼ぶにもおこがましい手前味噌な屁理屈なので、無視したい。しかして、導入の思い切りのよさ、探偵たちの特殊能力的推理の数々は期待を高めるのに充分足る。つまり、最後の大オチを読んでこの本を壁に叩きつけたく...

とりあえずミステリーとしたが、どうなのだろうか。ミステリー部分はほとんど言葉遊びと呼ぶにもおこがましい手前味噌な屁理屈なので、無視したい。しかして、導入の思い切りのよさ、探偵たちの特殊能力的推理の数々は期待を高めるのに充分足る。つまり、最後の大オチを読んでこの本を壁に叩きつけたくなるのは、とりもなおさず、それまでの間は存分に楽しませてもらって、期待をしてしまうからなのだろう。

Posted byブクログ

2015/03/10

久々に大作を読んだ気がする。 とにかくスケールの大きいミステリー。 ネタバレ禁止なのでアレですが、九十九十九(つくもじゅうく)とか、魅力的な登場人物もいい。 ところどころに語られる、ミステリーに関するウンチクもまたいい。 まだ続編もあるようなので、続きを読んでみたい。

Posted byブクログ

2014/01/18

簡単に言えば精神も蝕む鈍器。とりあえず無駄に分厚い。その割にオチが酷い。設定や登場人物は独創的だがただそれだけで、その素材を生かせていない。評判は軽く聞いていたが悪い意味で想像以上で、よほど暇で珍しい経験をしてみたい方しか手を付けない方がいい。

Posted byブクログ

2013/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 1994年1月1日。マスコミ各社、警察庁、日本探偵倶楽部に、ある『犯罪予告状』が送られた。                今年、1200個の密室で、                 1200人が殺される。                 誰にも止めることは                    できない。                     密室卿  果たして予告状通りに、日本各地で連続して「密室」殺人事件が起き始めた。  犯人は。そして、事件を解決に導く者は誰なのか。  その結末に驚愕必至の超問題作。 -------------------------------------------------------------------------------------  読み終えた直後に抱いた感想は、「奇をてらうにしても程があるだろ」だった。しかも、これがデビュー作である。  日本各地で連続して起こる「密室」殺人事件という犯罪設定も奇抜なら、探偵役を務める側として、いずれも奇抜かつ人並み外れた推理法を持つ、総勢350人もの探偵を束ねる『日本探偵倶楽部』という組織が登場するのも奇抜だ。(登場する探偵はその中のごく一部だが)  「警察関係者」「探偵」「読者を惹きつける謎(殺人事件)」と基本的な要素は満たしてはいるが、これは果たして「推理小説」と呼べるのか。私は「推理小説」の【枠外】だと思う。  理屈を抜きにして、とにかく「凄い物語を読みたい」という人に、この物語はオススメだ。

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2014/03/08

毎日3、4人ずつ密室で殺される事件に漫画みたいな特殊能力を持った探偵集団が挑むお話です。 密室殺人の真相、そして真犯人の設定の無茶苦茶さにはビックリしました。作中で展開されるロジックは、私には屁理屈にしか聞こえませんでした。 キャラクター小説としては良く出来ていると思いますが、 ...

毎日3、4人ずつ密室で殺される事件に漫画みたいな特殊能力を持った探偵集団が挑むお話です。 密室殺人の真相、そして真犯人の設定の無茶苦茶さにはビックリしました。作中で展開されるロジックは、私には屁理屈にしか聞こえませんでした。 キャラクター小説としては良く出来ていると思いますが、 これはミステリではないと思います。

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2013/07/10

「今年1200個の密室で1200人が殺される」 密室卿からの挑戦状に立ち向かうは、JDC(日本探偵倶楽部)の面々 いやもう、「これは絶対無理だろ!」って犯罪ばかりで どうやって解決するのかという興味だけで読み進めましたが・・ えーーー!ソコぉ?! うん、壁に投げつけたくな...

「今年1200個の密室で1200人が殺される」 密室卿からの挑戦状に立ち向かうは、JDC(日本探偵倶楽部)の面々 いやもう、「これは絶対無理だろ!」って犯罪ばかりで どうやって解決するのかという興味だけで読み進めましたが・・ えーーー!ソコぉ?! うん、壁に投げつけたくなる気持ちはわかる(笑)

Posted byブクログ