死とどう向き合うか の商品レビュー
死は、決して恐れるも…
死は、決して恐れるものではない―死に対するこれまでのネガティブなイメージを払拭し、より良い生き方を探る1冊。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ライシャワー氏は、日頃から家族に治癒不能な場合、人工的な延命は望まないと語っていました。彼の信念は、神から与えられた自分の命は、神の導きに従って、自然な形で神のもとに帰ると言う事だったのです 現在、アメリカの医師は、ほとんど100%、病名を告知します。これはなによりも真実を告げて、患者や家族とともに、その病気と闘おうと言う基本的な姿勢が確立されたからです 私たちの人生には、自分でコントロールできることと、できないこととがあります。同じように、元になるかどうかは、現在の私たちにはコントロールしようのないものです 死へのプロセス 第1段階 否認 第2段階 怒り 第3段階 取引 第4段階 抑うつ 第5弾回 受容 第6段階 期待と希望 もともとホスピスと言うのは、ヨーロッパでキリスト教時代の初期に、長い旅で疲れた巡礼たちを休ませるために、ローマの港の近くに作られた家のことでした 笑顔は無言のコミニュケーション
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死は人生の同伴者。 いつでもユーモアを心に。 死後の世界を信じた方が、人間は幸福になりやすいみたいだ。
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・日本語の「あきらめる」という言葉には「明らかにする」という意味がある。 ただ運命に押し流されて、投げやりになるのではなく、事実を積極的に受け入れていこうとする行為。 ・大切なのは、たとえ末期患者の死への恐怖を和らげようという善意からであっても、介護にあたる人が自分の価値観や信...
・日本語の「あきらめる」という言葉には「明らかにする」という意味がある。 ただ運命に押し流されて、投げやりになるのではなく、事実を積極的に受け入れていこうとする行為。 ・大切なのは、たとえ末期患者の死への恐怖を和らげようという善意からであっても、介護にあたる人が自分の価値観や信仰を押しつけるようなことは決してすべきではありません。 死に直面している人自身の持つ死生観に従って、心の平安を保てるように励ます態度と、最期まで独りぼっちにしないケアが、何よりも温かい援助になると思われます。
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1994年に放送された『NHK人間大学』(NHK教育テレビ)の放送テキストを単行本化。放送当時、番組と併せてテキストを読みました。「死あっての生」など、生と死についていろいろ考えさせられた一冊。
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今はまだ死は遠いかなぁと思っていても、いつ死が訪れるかわかりませんよね・・ 考えてみると怖いですね・・ これを読めばもっと長生きする気になるかもっ!!?
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