ゲルニカに死す の商品レビュー

佐伯泰英(著者)

2022/06/16

ピカソの絵「ゲルニカ」に　まつわる
ミステリーでした。

タイトルだけで　興味を持って読みました。

「ゲルニカ」は　見たことあったけど
実はあまり背景を知らないのです。
酷い戦争を描いたものという事しか知らなかったのです。

これは小説ですが　
実際の時代の背景も混ぜて描いた　ミステリーですので
こういうのを　読むと
どこの国でも　戦争は　酷いものだと実感させられます。

そして　戦争で　獣になった男たちによって　傷つけられるのは女性と子ども。

この本は　展開があちこちであって　時代も色々あってドキドキ　細い糸が　絡まって　つながり。。。。
ラストは　そうなんだぁと　いう　感じでした。

スペインとピカソに興味のある方に　お勧めかなあ