十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本 新版 の商品レビュー
平田オリザのデビュー作。 やや饒舌で、読みにくい。 ただし、16才の少年の成熟した文章に才気を感じる。 そして自分で人生を切り開く計画性と。
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とても16歳ができる行動ではなく、文章でもない。そういった意味で、平田オリザさんには敬服してしまう。
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2015/01読了。 地図がまともに読めず、方向音痴で、地名も全く覚えられない自分には、まったく新鮮な本だった。16歳で一人で世一周旅行… 自分にその行動力の一片でもあれば、いや、身につけるべく努力すべきか。
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1981年に初版が出た時に買って読んだ。高校3年だった。スゲー奴がいるなと思い、「いつか俺も」と考えていたが.....そして時が経ち、本は年若き自転車の友にあげた。新版が出ていたので、先日購入して再読。やっぱり面白かった。平田オリザも今は大学の演劇の先生なんですね。私の原点の1つ...
1981年に初版が出た時に買って読んだ。高校3年だった。スゲー奴がいるなと思い、「いつか俺も」と考えていたが.....そして時が経ち、本は年若き自転車の友にあげた。新版が出ていたので、先日購入して再読。やっぱり面白かった。平田オリザも今は大学の演劇の先生なんですね。私の原点の1つかな。
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12月上旬読。演劇界の大御所平田オリザ氏の16歳から一年半かけた世界一周自転車旅行(正確には自転車だけではない)の過程を綴ったエッセイ。旅先での平田氏の鋭い視点や日本の高校で学ぶ学友からの心温まる手紙のやり取りが面白かった。時に葛藤し、時に確信を得て、次第に成長していく過程がとて...
12月上旬読。演劇界の大御所平田オリザ氏の16歳から一年半かけた世界一周自転車旅行(正確には自転車だけではない)の過程を綴ったエッセイ。旅先での平田氏の鋭い視点や日本の高校で学ぶ学友からの心温まる手紙のやり取りが面白かった。時に葛藤し、時に確信を得て、次第に成長していく過程がとても素晴しく、また30年近く前の青年の記録だが、今の自分と比較して何だか悔しい気持ちになってしまった。自分の力で、自分の視点で世界を捉えようとする意欲に満ちた当時の平田青年の姿勢に自分も学ぶべき所が沢山あると感じた。
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