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戦艦「大和」最後の艦長 の商品レビュー

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2023/08/07

有賀幸作を描いた本でしたね。実に海上勤務のみの叩き上げ士官と描かれており開戦時は南方作戦やMI作戦、餓島への輸送作戦を部下からの厚い信頼のもとにこなし、鳥海艦長時代も同様で戦に強い武人でしたね。 責任者は斯くあるべしと思いましたよ。 有賀幸作を持ち上げつつ山本五十六司令部や安易...

有賀幸作を描いた本でしたね。実に海上勤務のみの叩き上げ士官と描かれており開戦時は南方作戦やMI作戦、餓島への輸送作戦を部下からの厚い信頼のもとにこなし、鳥海艦長時代も同様で戦に強い武人でしたね。 責任者は斯くあるべしと思いましたよ。 有賀幸作を持ち上げつつ山本五十六司令部や安易な航空主兵を糾弾気味な論調でもありました。 戦争中期から日本の航空戦力が米軍に打撃を与えなるのを座視して挙げ句特攻隊。その特攻隊すら米軍にはかすり傷しか与えられない。と この無策に憤りを端端に書いてますね。

Posted byブクログ