クララ白書(1) の商品レビュー
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娘にお薦めしようと図書館で借りたのですが、小6には少し早かったようです。 初めて読んだときから、約20年ぶりかな。「海がきこえる」以来、氷室冴子さんにはまっていた時期があり、その頃に読んだ本。 ジャンルとしては、今で言えばライトノベルなのかな。少女向けの小説。 主人公は、札幌市内にある中高一貫の女子校に通う中学3年生。父親の転勤がきっかけで、学校の寄宿舎「クララ舎」に入ることになり、同じく3年生から入舎することになった菊花とマッキーの3人で、入舎の試練を受けることになる…。 大学生のボーイフレンドが出てきたり、突っかかってくる後輩が、実は主人公に憧れていて、主人公を追いかけて入舎してきていたツンデレだったとか。高等科の先輩がちょっとワルとかね。如何にも少女向けなテイスト。 しかし、女子校というのはこんな感じなのかな。うちの嫁さんは女子校出身なので、いつか読ませてみたいと思っております。 体育祭が終わり、文化祭が始まるというところで1巻は終了。 大人になった今も、面白くてサクサク読んでしまう(笑)
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おもしろかった! 女学校の寄宿舎生活というと外国小説のイメージが強いけど、日本の女子校ノリの方が好きだ 美少女になって麗しきお姉様や頼りになる同級生やかわゆい後輩に好かれてみたい 夢見がハチマキが欲しかっただけっていうのが微笑ましすぎて!夢見かわいい!
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マジで『こんな話だったっけ?』と、突然『あった、あった、この台詞!』と渾然一体となって朧げながら覚えてた作品の読み直し。 実際、当時は中学生やってたからねー。 勿論今時の『ラノベ』なんて言葉なくて。 まぁ、今で言えば、ラノベのハシリなんでしょうが。 いやぁ、インパクト強過ぎて面白かったのでずっと再読しようと思ってたんですけどね。 レオタードでドーナツを揚げるしーのの姿、見てみたいなー・・・。 鉈ふりマッキー・・・これ、ナマで見たら悲鳴モノ。 一学年下の夢見とその従兄の光太郎。 騎馬戦の怪我で病院の送り迎えをしてくれる。 大学生に啖呵切る中三ってすげぇ。 年上の人とレズだと思われている菊花。 潜入捜査の末『漫画家になりたいから部屋を借りている』と。 蓋を開ければそんなモンです。 つか、しーの。光太郎氏と映画見たり、ケーキ買ってもらったりは『デート』だぞ。 そして舞台は文化祭。 しーのの代わりとして夢見登場。と、入れ替わりに高等部の古文の劇に出ろと。 夢見はしーのが好きで後を追っかけてきたと発覚。相当な熱の入れ用である。 そして。文化祭当日。菊花が漫画で『努力賞』を獲得。 劇は明日。 前夜は更けていいく。
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舞台は北海道の名門徳心学園。エスカレーター式の女の園。中学3年生の人気者しーのは父の転勤のため付属の寄宿舎クララに入舎することになります。ところが早々に入舎テストにぶち当たります。しーの、菊花、マッキーの3人協力して夜中に食堂に忍び込み、38個ものドーナツを作るという課題に取り組...
舞台は北海道の名門徳心学園。エスカレーター式の女の園。中学3年生の人気者しーのは父の転勤のため付属の寄宿舎クララに入舎することになります。ところが早々に入舎テストにぶち当たります。しーの、菊花、マッキーの3人協力して夜中に食堂に忍び込み、38個ものドーナツを作るという課題に取り組みます。 憧れの上級生、かわいい後輩、変わり者の親友とキャラクターがとても魅力的。女の園で起きる出来事が楽しいです。永遠不滅の少女小説の決定版と言ってもいいすぎではないと思います。
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