そば打ちの哲学 の商品レビュー
カント哲学の研究者である著者が、趣味のそば打ちについて語った本です。 第1部は、そば打ちからはじまり、つゆのつくりかた、そば粉の挽きかたにまで説きおよんでいます。第2部は、そばについての短いエッセイ10編を収めています。 そばを打つという営為に真剣に向きあった、「そば道」とも...
カント哲学の研究者である著者が、趣味のそば打ちについて語った本です。 第1部は、そば打ちからはじまり、つゆのつくりかた、そば粉の挽きかたにまで説きおよんでいます。第2部は、そばについての短いエッセイ10編を収めています。 そばを打つという営為に真剣に向きあった、「そば道」とも呼べるような内容になっています。著者のそばにかける思いが伝わってくるような本です。 個人的には、そばに関する歴史的・文化的背景についての議論がないのがすこし不満に感じました。
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そばの基礎知識ウンチクと、エッセイ10編の合体。 そばをツルツルと食べたくなることは間違いない。もっとも、少なくとも「哲学」の匂いは、感じない。そばはうまいが、そんなに細かいウンチクはいらぬ。自分が旨いと感じたらそれでよいではないか。
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