1,800円以上の注文で送料無料

そば打ちの哲学 の商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/10/02

カント哲学の研究者である著者が、趣味のそば打ちについて語った本です。 第1部は、そば打ちからはじまり、つゆのつくりかた、そば粉の挽きかたにまで説きおよんでいます。第2部は、そばについての短いエッセイ10編を収めています。 そばを打つという営為に真剣に向きあった、「そば道」とも...

カント哲学の研究者である著者が、趣味のそば打ちについて語った本です。 第1部は、そば打ちからはじまり、つゆのつくりかた、そば粉の挽きかたにまで説きおよんでいます。第2部は、そばについての短いエッセイ10編を収めています。 そばを打つという営為に真剣に向きあった、「そば道」とも呼べるような内容になっています。著者のそばにかける思いが伝わってくるような本です。 個人的には、そばに関する歴史的・文化的背景についての議論がないのがすこし不満に感じました。

Posted byブクログ

2018/10/19

そばの基礎知識ウンチクと、エッセイ10編の合体。 そばをツルツルと食べたくなることは間違いない。もっとも、少なくとも「哲学」の匂いは、感じない。そばはうまいが、そんなに細かいウンチクはいらぬ。自分が旨いと感じたらそれでよいではないか。

Posted byブクログ