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原発事故を問う の商品レビュー

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2017/01/23
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1996年刊行。著者はNHK教養番組部ディレクター。タイトルにはもんじゅも含まれるが、本書は、主にチェルノブイリ原発事故の原因、事故後の経緯、放射線被爆の影響、これら検証過程等を追跡取材したもの。正直、チェルノブイリ原発の制御棒の特殊性に関する技術面の解説を理解したとは言い難く、畢竟、事故原因の解説も同様。が、事故の実態が、小規模ながらも核兵器の爆発と同様の構造を持ち、核兵器と原発との垣根の議論は無意味な点、事故原因に関する米ソ大国間の情報収集の在り様、IAEAの強い政治色と大国に翻弄される姿は印象的。 フクシマ前でも、探せばいくらでも出てきたであろう原発問題関連書。我が身の不明を恥じるばかり…。

Posted byブクログ

2011/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

福島原発事故後に読んだ本。そして就活で原発業界志望だったから読むべきだと思って読んだ本。 チェルノブイリ事故の起きた原因とその組織間(国家、IAEA、原発発明者)のやりとりなどが詳しく書いてあり、今後の日本の原発事情を考える上では大変為になった。 事故後の国民に対する政府の対応。時間経過とともに増えるガン患者。ロシア製の原発はエネルギー発生機構上問題があった。偉人の功績を守るため国は謝らなかった。などなど・・・。 今後の日本の行く末の参考になったと思う。

Posted byブクログ

2011/08/24

今の日本の状況と読めば読むほど重なってきて気分が悪くなります。 放射能と一生付き合っていかなければならない我々は読まなくてはいけない本の一つだと思っています。

Posted byブクログ

2011/06/09

多くの当事者へのインタビュー、内部資料や議事録に当たり綿密な取材がなされている。原発に対する隠蔽体質は国を問わない。安全神話なんて夢物語だ。チェルノブイリの時点で、日本は立ち止まるべきだった。

Posted byブクログ