ジャズ小説 の商品レビュー
天才とはわけのわからん数式を目の前で解いて「簡単だろ」という人の事ではない。小難しい問題を目前の十人に説明できる人の事である。 『ジャズ小説』、タイトルからして「なんのこっちゃ?」だが、読んでみるとびっくり! ジャズを題材にした短編小説が収まっているのだ。 曲名を聞くだけで頭の...
天才とはわけのわからん数式を目の前で解いて「簡単だろ」という人の事ではない。小難しい問題を目前の十人に説明できる人の事である。 『ジャズ小説』、タイトルからして「なんのこっちゃ?」だが、読んでみるとびっくり! ジャズを題材にした短編小説が収まっているのだ。 曲名を聞くだけで頭の中でフレーズが、メロディーが流れる諸兄諸姉、この本を読むのだ。笑いから切なさ、なんと恐怖まで筒井康隆の世界を堪能しよう。
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ジャズにまつわる、筒井康隆らしいウィットに富んだ短編小説集。小説に登場したアーティストに関わるディスク情報あり。ディズニーランドでよく流れているニューオーリンズ・ジャズをBGMにして読むと、気分はサイコー!
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<内容紹介より転載・編集> 古今のジャズの世界を題材にした、時に恐怖、時にたのしい十二のSFファンタジー。 ルイ・アームストロング、キッド・オリー、アート・ブレイキー、ソニー・ロリンズ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン…こんな名手の名演奏が随所に登場する華やかなアドリブの...
<内容紹介より転載・編集> 古今のジャズの世界を題材にした、時に恐怖、時にたのしい十二のSFファンタジー。 ルイ・アームストロング、キッド・オリー、アート・ブレイキー、ソニー・ロリンズ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン…こんな名手の名演奏が随所に登場する華やかなアドリブの連続。恐怖小説ありファンタジーあり、あるいはショート・ショートあり、作者得意の手法を縦横に駆使する“夢のジャム・セッション”。ジャズをめぐる12のファンタジー待望の最新作。
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久々の筒井康隆。ジャズがテーマのショートショートで”ジャズ小説”。でも、この人の文章のドライブ感はまさしくジャズそのもの。”小説のジャズ”でもあるのだw。
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