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安全保障の経済分析 の商品レビュー

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2012/12/02

第一章 戦後国際政治経済システムの変遷 第二章 国際関係と国際公共財 第三章 パックス=アメリカーナ後の安保 第四章 協調の政治経済学 第五章 軍事力の一般均衡論 第六章 軍拡と軍縮の経済学 第七章 国際関係のゲーム的均衡 第八章 日本の安全保障政策 ********* ざっ...

第一章 戦後国際政治経済システムの変遷 第二章 国際関係と国際公共財 第三章 パックス=アメリカーナ後の安保 第四章 協調の政治経済学 第五章 軍事力の一般均衡論 第六章 軍拡と軍縮の経済学 第七章 国際関係のゲーム的均衡 第八章 日本の安全保障政策 ********* ざっと読んだ感想。 Todd & Hartleyの『防衛の経済学』(1999) の後に読んだ。 実証分析は詳細で多少は興味深かったが。。 肝心の最終章の第8章 日本の安全保障政策、は歴史的、記述的であり経済学的なアプローチでなかった。(8章が1~7章の結論、ということにはならないのではないか。) また、同章の戦後~1996現在の日本の安全保障政策、および日米関係に関する記述において、事実でないことが書かれており残念。(事実の解釈を、事実として語ることは学者として為すべきでないことと思う) それだけならまだしも、価値判断を表す言葉が随所に見られたことには悪意を感じた。 機会があれば精読してみようと思う。

Posted byブクログ