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高松宮日記(第4巻) の商品レビュー

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2017/01/24
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1996年刊。昭和天皇実弟で海軍士官の高松宮宜仁親王。本書は戦前・戦中の日記を集録。4/8巻中。本巻は1942年1月~9月まで。◆戦闘概要がほとんど。当然だが、陸上基地出撃の攻撃隊(一式陸攻)も多く、また、米機動部隊の日本軍基地攻撃(未達含む)など、海戦史だけては展開把握が困難な詳報が記載。◇種々の読解き方が可能かもしれないが、①敵空母の動向に多大なる関心。空母撃滅は優先課題?。②ハワイ・ミッドウェーへの偵察(潜水艦)や小規模攻撃隊による威力偵察を1月から既に展開。第二次ハワイ攻撃の布石?。 ③潜水艦の偵察利用の多さと通商破壊戦への無関心。④自国の補給船の損耗への関心に対比される護衛戦への無関心、石油確保への高い関心。◇陸軍の辻への批判的目線。海陸対立とも見えるがそれだけでもなさげ。

Posted byブクログ