哲学者の密室(上) の商品レビュー
ハイデガー哲学を批判…
ハイデガー哲学を批判しつつ、２０世紀以降に世界的な流行を見た探偵小説そのものを射程に入れる、メタミステリ。
文庫ＯＦＦ
三重密室の中で男が殺…
三重密室の中で男が殺害される。事件を捜査するうち30年前のユダヤ人収容所でも三重密室殺人が起こっていたことがわかる。この謎に対しヤブキ・カケルが捜査に臨む。文庫版で読むべき。ノベルス版はかなり重く堅いのでちょっと無理でした。
文庫ＯＦＦ
30年前のコフカ収容所と現代の密室が交差しており、目が離せないし、カケルの哲学考査が興味深く読めて、素晴らしい。
Posted by
読了日不明。もう少しミステリ部分が緻密に書けていたら、古今東西のミステリの中でも十指に入る傑作になっていたと思うのだが。
Posted by
矢吹駆シリーズ第4弾。 超大作です。ミステリとしてはサマー・アポカリプスのほうが好みですが、読み物としてはこっちのほうが好きです。ミステリ、哲学、戦時中の大量脱走、2つの三重密室という、とっても盛りだくさんな内容。
Posted by
- 1