イワシの自然誌 の商品レビュー
イワシの豊漁、不漁の波が激しいことはなんとなく知っていて、どうしてなんだろうと前々から不思議だったので、期待。が、結果からいうとやや食い足りなかった。著者は現場の研究者(というか技術者?)であることを誇りにしているようだが、そこは読者にとってはあまり重要ではない。知りたいだけなん...
イワシの豊漁、不漁の波が激しいことはなんとなく知っていて、どうしてなんだろうと前々から不思議だったので、期待。が、結果からいうとやや食い足りなかった。著者は現場の研究者(というか技術者?)であることを誇りにしているようだが、そこは読者にとってはあまり重要ではない。知りたいだけなんだから。著者が仕事にしているという「イワシの予報」の仕組みがもっと知りたかった。別の本に書いているのかな?
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著者は「イワシ予報官」として第一線で活躍された方で、イワシを海洋資源という観点から、生態や生理について詳しく説明しています。最近はイワシもなかなか獲れなくなって、高級魚並みの値段で取引されていますが、イワシが獲れなくなった原因は、気候の変化とか乱獲が原因だと今までは単純に考えてま...
著者は「イワシ予報官」として第一線で活躍された方で、イワシを海洋資源という観点から、生態や生理について詳しく説明しています。最近はイワシもなかなか獲れなくなって、高級魚並みの値段で取引されていますが、イワシが獲れなくなった原因は、気候の変化とか乱獲が原因だと今までは単純に考えてました。しかし、本書を読み終えると、乱獲よりもむしろ大型船による漁獲技術の向上と資源保護の努力の欠如も一因かなとも思いました。ちなみに余談ですが、本書を読んでから無性にイワシを食べたくなって、飲み屋でイワシばかり注文するようになってしまいました。
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