異国の窓から の商品レビュー
ドイツ、中国、イタリ…
ドイツ、中国、イタリアなどへの紀行文。小説とは違った感じがしてよかった。
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紀行文にも視点が独特…
紀行文にも視点が独特で惹かれます。さっぱりした文体も好き。
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主にドナウ川をめぐる…
主にドナウ川をめぐる作者の紀行文。中・東欧の国の紀行文はあまりないと思います。川に沿って、というのもなんとなく旅情をかきたてられます。小説「ドナウの旅人」の原点となった旅なので、小説と一緒にどうぞ。
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ヨーロッパをドナウ川…
ヨーロッパをドナウ川をそって旅をする。人々は何を思ってたのか?
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小説「ドナウの旅人」…
小説「ドナウの旅人」のための取材旅行記だけにページをめくる毎に小説中のそれぞれの場面が自然に浮かんできます。当時、東欧圏を旅行するのが不自由であったことが伝わってきますが、この旅から「ドナウの旅人」が誕生したと思うと感慨深いです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドナウ川下りの小説取材旅行の話。川のある景色の描写もだが、街から街への移動の間の何気ない情景が美しく感じられた。ドイツがまだ東西に分かれていて、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニアが共産圏であった頃のこういった記録は今体験し得ないものであり、そういうところに紀行文を読む楽しさがあると感じさせてくれた一冊。といいつつも、バイエルンの村々の農家やユーゴスラヴィアの葡萄の汁をしたたらせる牛車は自分でも見てみたいところ。 一方で他の方のレビューにあった通りこの作者独特のアクは確かに感じられた。「必殺日本語突き」は私はいかがなものかと思った(伝わる形で反論できなければ負け惜しみと変わりない)。 ブダペストでジプシーの歌い手が歌ったという曲、「黒い瞳」なのかな。
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ドナウの旅人を読んだ際に、その取材旅行の紀行となっているのが本書と知り、読みました。 読み始めは、宮本さんの癖が強すぎてちょっとしんどかったですが、途中から楽しく読めました。 ドナウの旅人と、取材旅行での現実世界での経験が大きくクロスしてることが感じられて面白かったです。
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11年ぶりに再読。☆5つ→☆3つへ評価変更 前回初めて読んだのは学生時代。表題通り欧州の旅行記を新鮮に感じ、多感な年頃と異国の旅への関心喚起ともあいまって、当時最高評価をつけており、再読するまで最も優れた紀行エッセイだという認識でした。 が、このたびの再読。自分が年をとったん...
11年ぶりに再読。☆5つ→☆3つへ評価変更 前回初めて読んだのは学生時代。表題通り欧州の旅行記を新鮮に感じ、多感な年頃と異国の旅への関心喚起ともあいまって、当時最高評価をつけており、再読するまで最も優れた紀行エッセイだという認識でした。 が、このたびの再読。自分が年をとったんだなと…。ドイツオーストリアハンガリー旧ユーゴスラヴィアと、この11年の間に訪問した実際に訪問した国でもあるし、宮本輝の”くせ”というか”アク”のようなものが詰まっているのも気になり、なんか普通に昔の紀行エッセイでした。 旧共産圏の諸国は当時とは全く様相が異なると思うのでその意味で☆1つおまけしても3つまでとして、当時から☆2つ分は自分の若さ他もろもろとともにドナウの底に。
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「ドナウの旅人」 「彗星物語」 「海辺の扉」 「葡萄と郷愁」 を読み終えた後にこの紀行文。小説の源流をみた思い。 作品に登場する人物たち。どの魅力も作者の見たものや体験を咀嚼、消化してエネルギーとしてアウトプットされた人物像であって、作者独特の眼力と表現力をもってしてはじめて作品...
「ドナウの旅人」 「彗星物語」 「海辺の扉」 「葡萄と郷愁」 を読み終えた後にこの紀行文。小説の源流をみた思い。 作品に登場する人物たち。どの魅力も作者の見たものや体験を咀嚼、消化してエネルギーとしてアウトプットされた人物像であって、作者独特の眼力と表現力をもってしてはじめて作品がうまれるのだと…当たり前なんだけどつくづく実感。
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本編と内容がかなりかぶっていました(笑) 現地で体感したものが話ににかなり影響されているんですねぇ。
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