ニュートンの林檎(下) の商品レビュー
主人公の波乱万丈な人生、人生を狂わせた女元子、しかし劇的な人生に導いた元子。この本は終始主人公に感情移入してしまう程一ページ一ページが刺激的だった。なので元子に対する魅力が凄まじく感じられ、自身も読みながら元子を追っていた。
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今までに4回まわした本。 いつも茶摘みの時期に読んでいたので、 コレを見るたびに新茶の香りが漂ってきます。
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佐伯元子という人間に読者である自分もすっかり虜になってしまった。 いったい、どんな容姿の女性なのか想像してしまうのは何故だろう。 村上春樹の「ノルウェイの森」のような物語なのかな・・・なんて思って読んだが、 だいぶずれが生じてきましたね〜(笑 一人の男が自分を取り戻したくても取...
佐伯元子という人間に読者である自分もすっかり虜になってしまった。 いったい、どんな容姿の女性なのか想像してしまうのは何故だろう。 村上春樹の「ノルウェイの森」のような物語なのかな・・・なんて思って読んだが、 だいぶずれが生じてきましたね〜(笑 一人の男が自分を取り戻したくても取り戻せない人生が終盤にかけ期待度を増す。 最後はうまく落ちて、なかなか満足できる作品だった。 いろいろな芸術方面へ手を広げている辻仁成ならではなんでしょうね。
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前半は多すぎる四字熟語が読みづらくてイライラした。でもなぜか中盤からそれが気持ち良くなってきた。円運動についても僕は共感できた。後半は物語に引き込まれてしまった。でも由香の立場で考えると彼女はかわいそすぎる。
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上下巻、同じことを書きます。 主人公が忘れられない元子を中心としたお話。元子の無茶な冒険とも思える数々の行動。 記憶、生、など、社会的な思想をモチーフにしているような気がする。 太宰治の「人間失格」を少し思い出させるようなところがある。主人公が、少なくとも自分ではダメな...
上下巻、同じことを書きます。 主人公が忘れられない元子を中心としたお話。元子の無茶な冒険とも思える数々の行動。 記憶、生、など、社会的な思想をモチーフにしているような気がする。 太宰治の「人間失格」を少し思い出させるようなところがある。主人公が、少なくとも自分ではダメな男と思っているところとか、元子という完全に近い女性が出てくるところとか、そういうところも影響しているのかもしれない。 物語り全体は、2005年に45歳の主人公が回想するという形式になっている。登場人物は、主人公の幼馴染で結婚することになる由香、元子の最初のダンナの樹彦、次のダンナのアルベルト。 個人的には面白いと思うが、人により評価が分かれそうである。
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内容(「BOOK」データベースより) 冒険的な人生を生きたいとあなたは思いませんか。愛する人を惨殺した者、裏切った者への復讐。 過ぎ去る年月の間も、元子の心は燃え続けていた。 計画を実行に移すべく帰国した元子。 妻や子供たちに去られ、無為の日々を送る僕は、九州の小都市へ向けて行を...
内容(「BOOK」データベースより) 冒険的な人生を生きたいとあなたは思いませんか。愛する人を惨殺した者、裏切った者への復讐。 過ぎ去る年月の間も、元子の心は燃え続けていた。 計画を実行に移すべく帰国した元子。 妻や子供たちに去られ、無為の日々を送る僕は、九州の小都市へ向けて行を共にした。
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