ワダエミの衣装 の商品レビュー

ワダエミ(著者)

2022/08/22

舞台衣裳の仕事をするためのリサーチとして図書館閲覧。ほぼ写真、文章は20ページくらい。
自分の中で勉強のための読書、エンタメのための読書、活字の多い本、図像の多い本の扱い分けができていないが、ひとまず同じ「本」というくくりで対応できないか考える。
勉強のためだと、一冊に対して最低一つアウトプットができるといいのかも。
教訓(言語化)
「デザイン画は絵でなく記号である。〜製作者集団に共通分母を作るためのもの」たしかに
和服の襲(かさね)は、グラデーションとはまた違ってデジタル的である。ただ多くの柄が隣り合うことで全体としては魔法のような空気が立ち上がる。5枚重ねでデジタルグラデーションした時の深みよ。
時代考証から何かが生まれることはない。台本から初めに受けるイメージが重要！考証は確認のため。
・曼荼羅の表現すごいとしか言えない。絶対にイージーを選んではいけない。やり続けるしかない。
・エディプス王の古代の表現では繊維や布も古代の製作法を実践し、粗いものになっている。
・床に布を垂らしたうえで写真をとると足がめちゃ長いように思える。幽霊の表現に使えないか？
☆デザイン画の色を含めた模写3点