ドストエフスキー・ノート の商品レビュー
分厚い1冊すべて『罪と罰』論。友人が「もう要らないから」とくれた本だが、四半世紀以上経っても、比較的きれいな状態。ラスコーリニコフ、マルメラードフといった「名前」が象徴するもの、とか、物語の入れ子構造について、とか、面白い。『罪と罰』と並行して読んだことを憶えている。ドストエフス...
分厚い1冊すべて『罪と罰』論。友人が「もう要らないから」とくれた本だが、四半世紀以上経っても、比較的きれいな状態。ラスコーリニコフ、マルメラードフといった「名前」が象徴するもの、とか、物語の入れ子構造について、とか、面白い。『罪と罰』と並行して読んだことを憶えている。ドストエフスキーなんて怖くない、と思わせてくれたので、感謝を込めて☆五つを。
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