お楽しみはこれからだ(PART6) の商品レビュー
名セリフを中心にした映画の紹介。内容文体ともに著者ならではのもので、たいへんおもしろい。もちろんイラストも。監督つながりや役者つながりで次々に話はほかの映画にうつっていくので、この1冊で言及されている映画は120篇ほどにもなる。 中学・高校のころ、当時4巻くらいまで出ていたこのシ...
名セリフを中心にした映画の紹介。内容文体ともに著者ならではのもので、たいへんおもしろい。もちろんイラストも。監督つながりや役者つながりで次々に話はほかの映画にうつっていくので、この1冊で言及されている映画は120篇ほどにもなる。 中学・高校のころ、当時4巻くらいまで出ていたこのシリーズを何度も読み、古い映画に猛烈に憧れた。名画座など存在も知らず、テレビが唯一の機会。いっしょうけんめい見たのが懐かしい。ところが20年ぶりくらいに見つけたこの続編には、見たことのある映画がいくつも入っているのだ。時の流れを感じてしまう。いまやレンタルビデオ店もあって、ここに出ている映画はいつでも見ることができる。とっても便利。けれど…、いつでも見られるとなると、憧れというのはなくなってしまうものだな。
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