キルトに綴る愛 の商品レビュー
物語そのものは正直なところ、KiKi にはさほど興味深いものではありませんでした。 キルティング・サークルに集まる妙齢の女性たちの若かりし頃の恋物語を手を変え品を変え聞かされてもねぇ・・・・っていう感じ(苦笑) もともとそういう人様の恋愛模様にはどちらかというとあんまり興味が...
物語そのものは正直なところ、KiKi にはさほど興味深いものではありませんでした。 キルティング・サークルに集まる妙齢の女性たちの若かりし頃の恋物語を手を変え品を変え聞かされてもねぇ・・・・っていう感じ(苦笑) もともとそういう人様の恋愛模様にはどちらかというとあんまり興味がない方なので・・・・。 でもね、そのお話の中に織り込まれている「時代の空気」だとか、その空気の中で女性たちがキルトを作り続けた背景にあるものには興味を引かれました。 あの「アメリカン・キルト」の中でも同じような話が「又聞き」的な書き方で書かれていたんだけど、こちらの物語ではそれが「人から聞いた話」ではなく「私がこうした話」として描かれているので、説得力が違います。 一番感銘を受けたのは、白人と黒人の間に生まれた子供として生きたアンナ・ニールの物語でした。 孤児となったアンナを引き取って育てたアンナの大叔母ポーリーンとポーリーンの雇い主である白人女性の間で交わされるアンナの曾祖母が作った「昔の夢」という名前のキルトを挟む会話には、一昔前の自分を見せつけられたような気分になりました。 (全文はブログにて)
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映画を観て原作を読みたくなり、ようやく見つけた本。 むしろ本のほうが、あの世界をよく表していると思った。 普通に生活しているひと、皆それぞれに人生があり、それを受け入れ、あるいは抗って生きている。 自分が様々なかかわりの中で生きていることを知ったとき、人は何を思うんだろう。どこに...
映画を観て原作を読みたくなり、ようやく見つけた本。 むしろ本のほうが、あの世界をよく表していると思った。 普通に生活しているひと、皆それぞれに人生があり、それを受け入れ、あるいは抗って生きている。 自分が様々なかかわりの中で生きていることを知ったとき、人は何を思うんだろう。どこに行こうとするんだろう。
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女にはいろんな過去があるものよ。 う〜ん盛り上がりには欠けるかも。映画はどんなんだったんだろ。映画化するにはずいぶんおとなしい作品だと思うけど。
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