人間について 改版 の商品レビュー
司馬遼太郎の対談はおすすめ。知的好奇心に溢れる二人が時間も忘れ語りあう。昨今のくだらないTV、レンタルビデオで時間を潰すなら、この様な知的な会話を楽しみたい。そのためにも自分自身、引き出しを増やす努力は必要である。
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歴史の中の人間を夢想する小説家と、現実の人間を観察する医学者との対談。宗教、孤独と集団、脳と心理、気質と個性、セックスと本能、言葉と国家など内容は多肢にわたる。文系と理系の対談は、例えば小説家同士のものよりはるかに理解しやすく面白い。
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人間について。 歴史小説家と医学博士との対談。 人間をおいて科学が暴走をし始めているのはたぶんこの時代なのだろう、 細菌とDNAのあいだに蛋白質があったなんて初耳。
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日本人はけったい的権力を1つのものに与えるのを嫌がる。同じものが2つか3つないとどうも力学的に落ち着かない。東大と京大、朝日と読売みたいな。 日本人はよく言えばお人よし、悪くいえば無責任。だいたい太平洋戦争のボタンを押したのが誰だか、いまだにわからないし、今後もわからない。 ...
日本人はけったい的権力を1つのものに与えるのを嫌がる。同じものが2つか3つないとどうも力学的に落ち着かない。東大と京大、朝日と読売みたいな。 日本人はよく言えばお人よし、悪くいえば無責任。だいたい太平洋戦争のボタンを押したのが誰だか、いまだにわからないし、今後もわからない。 政治というのはまず問題をくたびれさせておかなきゃいけない。 日本人はなんといってもナショナリスト。儒教で勉強のしすぎ。金儲けしておいても、奥にのためなら、という精神がある。
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