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麻酔 の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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最後の主人公と主治医…

最後の主人公と主治医のからみが最高に感動しました。普通の小説ではないような言葉づかいに思わず泣けます。

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医療事故により妻を失…

医療事故により妻を失った夫と子供達の話です。誰の責任かを問うても、それがわかっても命は戻ってこない…。その中で今まで特に意識することもなかった妻への愛や家族の絆に気付かされていきます。

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リアリティがあります…

リアリティがあります。医療ミスはあまり表沙汰にならないのでかなり驚かされる部分があるかと思います

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医療ミス?という問題…

医療ミス?という問題を超えて、最愛の妻を失う夫の気持ちが切ないほどにわかる。時間の経過とともに移り行く心情に現実味があり、余計に切なさが増す。

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医療事故で妻が植物状…

医療事故で妻が植物状態になった末亡くなってしまった夫と家族、そして担当医師の物語。医師の診断や説明に不信を抱きつつも正面から疑いをぶつけられない夫の心の動き、事故で改めて認識した妻への思い・・・医療事故という社会問題をテーマにしているが、描かれている中心は夫婦や家族の絆で、淡々と...

医療事故で妻が植物状態になった末亡くなってしまった夫と家族、そして担当医師の物語。医師の診断や説明に不信を抱きつつも正面から疑いをぶつけられない夫の心の動き、事故で改めて認識した妻への思い・・・医療事故という社会問題をテーマにしているが、描かれている中心は夫婦や家族の絆で、淡々とした文体が印象に残った。

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2013/09/20

H25.9.13 子宮筋腫の手術を受けた妻邦子は、麻酔のミスで意識不明のまま眠り続ける。福士高伸は妻の意識が戻るよう、夜の病床で妻を密かに愛撫さえしたが、いっこうに目醒める気配もない。母のいなくなった家庭は次第に虚ろなものになっていくが、高伸は仕事に没頭していく。医療過誤と家族の...

H25.9.13 子宮筋腫の手術を受けた妻邦子は、麻酔のミスで意識不明のまま眠り続ける。福士高伸は妻の意識が戻るよう、夜の病床で妻を密かに愛撫さえしたが、いっこうに目醒める気配もない。母のいなくなった家庭は次第に虚ろなものになっていくが、高伸は仕事に没頭していく。医療過誤と家族の絆を描く感動の長編。 淡々とした物語だということが第一印象。でも読み進むうちにこれは医療過誤で苦しむ多くの人がいるということを伝えるためのものなんだと感じ始めてからは、いろいろ考えるようになった。改めて今私自身や周りの人が健康で過ごせる幸せを感じた。

Posted byブクログ

2011/09/22

熱く、そして強く…! 語って良いっすかっ(`□´)?! おおまかなあらすじは、 子宮筋腫の手術を受けた妻が医療ミスで 意識不明になって死んでしまう、と言う話。 病院って恐ろしい所だな…と、感じました…。 確かにね、体調が悪くなった時、どこいく?っつたら 病...

熱く、そして強く…! 語って良いっすかっ(`□´)?! おおまかなあらすじは、 子宮筋腫の手術を受けた妻が医療ミスで 意識不明になって死んでしまう、と言う話。 病院って恐ろしい所だな…と、感じました…。 確かにね、体調が悪くなった時、どこいく?っつたら 病院だし、死っつーものから助けてくれるのは 病院しかないと思う。 でも同時に殺人と言う方法ではなくて、 死っつーものに向かわせる場所も病院だと思う…。 なんかうまい事言えないけど、 人間の生死って、お医者さんに委ねられる、みたいな感じが 怖いな…と。 もちろん救ってくれるのもお医者さんなんだけどさ。 以前ね、うちの母親が盲腸になった事があって、 その時、誤診をされたのよ。 地元じゃ有名な某大学病院です。 尋常じゃない痛みだって言ってるのに 『胃腸炎です、次の日には治ります』って言われて家に帰らされたんだけど それを2回位繰り返したのかな…、 で、3回目行ったら、 腹膜炎一歩手前の盲腸で、緊急手術だったのよ…。 結局、誤診だとは認めず、 最初に診察した医師と会う事はなく退院。 これって医療ミスではよくあるパターンだそうで…。 誤診した医師は雲隠れ。 他の科の医師が謝罪。 お金で示談。 でも医療が進歩しても その医療を扱ってるのは所詮人間であって 人間はやっぱり間違えることもある…。 考え出したら止まらないです…。 なんだか分かんなくなります。 でもただ一つ、はっきり分かる事と言ったら、 病院って結構冷酷って事。

Posted byブクログ

2009/10/04

渡辺氏お得意の医療モノ。 局所麻酔での簡単な手術を受けた妻が、 何故か麻酔が効きすぎて意識が無くなる。 医療ミス・植物人間の介護・家族愛・夫婦愛。 非常に重いテーマではあるが、 時折織り込まれているそこはかとないエロティシズムのおかげで スイスイ読み進むことができる。

Posted byブクログ