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とうもろこしおばあさん の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2023/10/19

ビジュアル的に驚くのはわかる。 インディアンか。 この表現をどう捉えるかも絵本を読みついていく上で難しいですね。 勝手にネイティブアメリカンと読み替えるわけにもいかない。 原作からある言葉じゃないから余計に難しい。 新たに再話しなおしてもらう?

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2019/07/07

秋野亥左牟さんの描いた絵本。インディアンにトウモロコシが伝わった昔ばなしである。以前、読み聞かせ前に自分で読んだところ、子どもがトラウマになってはいけないと思い、読み聞かせることを断念したほどの強烈な描写がいくつかある。

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2018/06/27

湊かなえさんのエッセイを見て、読んでみた。 なるほど、後を引く味わい。湊さんご指摘の 2場面に加えて、内表紙のおばあさんの描写も 何気に怖い。怖いのに、おばあさんだけど、 凛とした美しさみたいなものも感じられた。 これ、子どものころに読んだらやはり衝撃だったろうな。試してみたか...

湊かなえさんのエッセイを見て、読んでみた。 なるほど、後を引く味わい。湊さんご指摘の 2場面に加えて、内表紙のおばあさんの描写も 何気に怖い。怖いのに、おばあさんだけど、 凛とした美しさみたいなものも感じられた。 これ、子どものころに読んだらやはり衝撃だったろうな。試してみたかった気もする。

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2012/04/14

一晩泊めてもらったお礼に、おばあさんはとうもろこしをふるまう。あまりのうまさに村人大興奮。そして衝撃の事実を知ることになる。びっくりを通り越して恐い。読み聞かせには勇気がいるかも。6分ほど。

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2012/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子供の頃に読んで、衝撃を受けた絵本のひとつ。 だけど、おばあさんが、とうもろこしで作ってくれるパンは、とても美味しそうだと思った。 トウモロコシのいい匂いがするお菓子、いつか作りたい、食べたいと思ったけれど、そのとうもろこしが、おばあさんが太ももをボリボリ掻いて出したものだと知ったら、食欲が失せるのも分かるなぁ。 おばあさんの正体を見てしまった若者が、おばあさんに言われて、焼いた畑の上をおばあさんの髪を掴んで引きずり回すっていうのが、子供にはかなり衝撃で、記憶に強く残っていた。 豊かさを手に入れる為には、犠牲が必要ってことなのかな…。

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2011/07/18

やっとみつけた。子供の頃の恐怖を植えつけられた絵本。トラウマになるかと思いきや、とうもろこしは大好きです。 鶴の恩返しが日本の童話なら、これはインディアンの童話かもしれません。

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2011/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたしのトラウマその4. 「おばあさんの髪をひっぱって地面に引きずりまわすなんて・・・!」っと幼心に恐怖を感じたことを覚えています。

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2009/10/04

こどものともで、読みました。 衝撃的なイラストとお話が一度読んだら忘れられません。 とうもろこしの見方がかわります。

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2009/11/09

ねっとりした原色に近い色合いで インディアンたちをいきいき書いてあります。 こういう絵の具の使い方を おいらはこの本ではじめてしりました。 お話も親切な夫婦がおばあさんを殺す ちょっとショッキングなのですが 逆に それだけ命は大切で 必要に迫られて 人を殺さなくてはいけない時代が...

ねっとりした原色に近い色合いで インディアンたちをいきいき書いてあります。 こういう絵の具の使い方を おいらはこの本ではじめてしりました。 お話も親切な夫婦がおばあさんを殺す ちょっとショッキングなのですが 逆に それだけ命は大切で 必要に迫られて 人を殺さなくてはいけない時代があったって事をはじめて知りました。 若い人や子供のために 年老いたものの口減らしをする 姥捨て山と同じですね。 小さい頃 泣く泣くおばあさんを殺す、若者夫婦に同情さえしたのを覚えてます。 絵本っていうのは ストレートで 隠す場所が無いから その1ページ1ページがとても大切なんだ。 話しがどんなにおもしろくても 心をぐっと掴む絵がまたどれだけ読んでいる者に影響を与えるものか。 全てを伝えすぎない これが絵本の醍醐味。

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2009/10/04

色使いや絵の雰囲気が和風ではなく、インパクトのある絵本 …と、いうよりもエキゾチックなその絵柄や内容に子供の頃は少ぅし怖かった(笑) その割には結構繰り返し読んでいた気もするのだけど。 アメリカ・インディアンに伝わるお話で、インディアンがどうしてトウモロコシを手に入れられたかが...

色使いや絵の雰囲気が和風ではなく、インパクトのある絵本 …と、いうよりもエキゾチックなその絵柄や内容に子供の頃は少ぅし怖かった(笑) その割には結構繰り返し読んでいた気もするのだけど。 アメリカ・インディアンに伝わるお話で、インディアンがどうしてトウモロコシを手に入れられたかが語られる そのお話によると主人公のおばあさんはとあるインディアンの集落で泊めてもらったお礼にと、皆が知らない美味しいモノ(とうもろこし)を食べさせてくれた とっても美味しいがゆえにソレが何なのか興味津々の住人達に、けれどおばあさんは教えてはくれなかった だけれどある日その秘密を知ろうとした若者に見つかってしまう …こう書くとどことなく“鶴の恩返し”の様な要素が多いなあ が、鶴の恩返しもある意味奇抜だけれど、おばあさんのトウモロコシもとっても奇抜 なんと太ももをかくことでポロポロとトウモロコシの実が出てくるのだ。 インディアンじゃなくたって意表をつかれること間違いない。 秘密を知られてしまったおばあさん。 若者はおばあさんに自分の髪をつかんで(おばあさんの髪はトウモロコシのひげみたいな白味がかった長い銀髪)畑を引きずるように言われ。。。。 結果、畑にはトウモロコシが成るようになり、おばあさんが身をていして与えてくれたその作物をインディアン達は大事に栽培するようになる ちょっと切なくて少し怖くて、でも民話としてはよく出来ているお話だと思う

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