カレーライスがやってきた の商品レビュー
先日、伊那市長谷杉島にある「ざんざ亭」の主、山師長谷やんが「鹿一頭の可能性を探る会&ハスミワイナリーのワインの会」を開いた。 南アルプスエリアでは大量に生息するニホンジカ。害獣駆除で捨てられている。鹿一頭の命を頭から尻尾までちゃんと頂くということも考えつつ、しかしとにかく...
先日、伊那市長谷杉島にある「ざんざ亭」の主、山師長谷やんが「鹿一頭の可能性を探る会&ハスミワイナリーのワインの会」を開いた。 南アルプスエリアでは大量に生息するニホンジカ。害獣駆除で捨てられている。鹿一頭の命を頭から尻尾までちゃんと頂くということも考えつつ、しかしとにかくウマイ、洗練された創作鹿料理を堪能した。 そこでお会いしたのがこの本の著者森枝卓士さん。 会も終わり、数人残った宿泊メンバーでワイン片手に雑談。そのうち、森枝さんが今日の一品一品について長谷やんと語り始めた。その話がもう世界中に、そしていろんな分野に飛びまくりつつ、今日の料理を進化させる方向で展開する様はワクワクした。進化したディッシュの一品一品が画像でイメージできるような話。 料理という表現がことばを紡ぎ、言葉が料理を深化させる。すごいなあ、と思ったのでした。 (ひーさん)
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国民食のカレーライスがどこからやってきたか?という素朴な疑問に大変わかりやすい説明で、子どもならずとも納得のいく本です。
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インドからイギリスへ、そして日本へ。カレーがどのように入ってどのように変化していったのかがわかる。いくつものスパイスを混ぜてつくられていたカレーは手軽に作ることができるようにと、あらかじめスパイスがミックスされたカレー粉がイギリスで生まれ、シチューのカレー版になっていく。それを文...
インドからイギリスへ、そして日本へ。カレーがどのように入ってどのように変化していったのかがわかる。いくつものスパイスを混ぜてつくられていたカレーは手軽に作ることができるようにと、あらかじめスパイスがミックスされたカレー粉がイギリスで生まれ、シチューのカレー版になっていく。それを文明開化真っ盛りの日本でだんだんと受け入れられていく。 明治時代に日本へ入ってきたカレー、カエルの肉カレーなんてこわいと思ってしまう…。
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大好きなカレーの雑学王になれる本です。 日本のカレーライスの大本がイギリスというあたりが興味深いです。
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