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泥棒は野球カードを集める の商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2021/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泥棒バーニィの6作目。 他の神様はいざ知らず、本の神様はいるらしい。 丁度キンジー・ミルホーンのシリーズを読んでいる最中に、 それを取り上げた作品に巡り合うとは。 泥棒バーニィの話に「アリバイのA」が出てきた、と喜んでいたら、 他の作品の内容が書かれていて、 ネタばれですか、神様?と焦ってしまった。 なんてひどいと思いながら読み進めてみると、 最後になって、 本当のキンジー・ミルホーンのタイトルはAとBだけで、 あとは偽物のタイトルと内容だったのにようやく気が付く。 本物かと思って、読まないように飛ばしたため、 すっかりだまされたことを棚に上げて言わせてもらえれば、 まさにキンジーのシリーズを読んでいる途中でこの作品を読み、 ハラハラさせられた読者はなかなかいないだろう。 やはり本の神様はいるらしい。 バーニィは本屋の家賃値上げによる廃業の危機が迫る中、 相変わらず罠にはめられながらも、 こちらも相変わらず警官レイを巻き込んでの犯人お披露目会を敢行する。 今回の作品の最重要部分は、 友人キャロリンに騙されて猫を従業員として雇い始めた事。 従業員と言い張るバーニィがかわいい。

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2015/02/06

感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-13.html

Posted byブクログ

2012/07/24

翻訳も大変だろうなと思えるユーモアミステリ。会話が常に漫談だ。相変わらずの作風は、健在でした。 唯一の被害者は登場した時にすでに死んでる。ネタは窃盗なのだけど、被害者は揃いも揃って、被害額がでかい割に痛くも痒くもないという、シリアスとか社会派とか業とかとは無縁のお話。登場人物もト...

翻訳も大変だろうなと思えるユーモアミステリ。会話が常に漫談だ。相変わらずの作風は、健在でした。 唯一の被害者は登場した時にすでに死んでる。ネタは窃盗なのだけど、被害者は揃いも揃って、被害額がでかい割に痛くも痒くもないという、シリアスとか社会派とか業とかとは無縁のお話。登場人物もトリックもゆるゆるなのだが、こういう話について行こうとすると、読む側のテンション維持が大変だ。

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2011/10/11

ニューヨークにかぶれてから、バーニィが街を移動するたびに、東○丁目とか何番街、地下鉄に乗ってアップタンへ・・・などという表現をリアルに感じられるので、シリーズを再読中です。(そういえば昔パリをリアルに感じたくてメグレ警視シリーズを読みました。でもパリの地理には詳しくなりませんでし...

ニューヨークにかぶれてから、バーニィが街を移動するたびに、東○丁目とか何番街、地下鉄に乗ってアップタンへ・・・などという表現をリアルに感じられるので、シリーズを再読中です。(そういえば昔パリをリアルに感じたくてメグレ警視シリーズを読みました。でもパリの地理には詳しくなりませんでした。)パターンが同じなので、未読のはずが再読のようであり、逆に読んだはずが新鮮だったり、単に記憶力の減退ですが。以前は行き当たりばったりに読み漁ったのですが、発表順に読むともっと話しが見えて面白いことがわかりました。

Posted byブクログ