人はなぜ話すのか の商品レビュー
私は話をすることに対し苦手意識をもっていて、あまり話をする事無く生きてきたら、いろいろな記憶がおぼろげになってしまった。 話、した方が良いですよ。 誰かに話をすることによって、自分の耳にも話を聴かせ、それで経験記憶を再構成するのだそうな。これ第一段階。 その記憶はどこかにしまわれ...
私は話をすることに対し苦手意識をもっていて、あまり話をする事無く生きてきたら、いろいろな記憶がおぼろげになってしまった。 話、した方が良いですよ。 誰かに話をすることによって、自分の耳にも話を聴かせ、それで経験記憶を再構成するのだそうな。これ第一段階。 その記憶はどこかにしまわれ、時が過ぎ、 次に「その話」が活かせそうな場面で、 「引き出し」から取り出され、再々構成されると同時に、新しい話とつながっていく。 この本では書かれていなかったけど、話さなくても、書くことで、自分にそれを読ませ、記憶を再構成するのだと思います。 「人はなぜ話すのか?」 訳者の方が端的に書かれてますが、 「自分の記憶を再構成して将来的に利用するため。」 この問いと答えだけでも、自分の中で暖めておくと、いい事あるかも。
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1996年(底本1990年)刊行。コンピューター学、心理学、教育学を専攻する教授(特に、人工知能・自然言語処理が専門領域)が、言語・発話から記憶のメカニズムについて解読する。端的に面白い書である。
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2012.09.30-10.01 知識とは話である 話はどこで生まれ、なぜ私たちは話すのか? 他者の話の理解 話に索引を付ける 記憶を形成する 話の骨格 あなたの文化の話を知る
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【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 「文芸とはなにか?」について考えるということは「言葉を操るとはなにか?」を考えることで、それは今風に置き換えれば「情報のやり取りとはなにか?」を考えることで、突き詰めればそれは「人」(=情報の集積体)はなぜ「話...
【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 「文芸とはなにか?」について考えるということは「言葉を操るとはなにか?」を考えることで、それは今風に置き換えれば「情報のやり取りとはなにか?」を考えることで、突き詰めればそれは「人」(=情報の集積体)はなぜ「話す」(=情報の取得と加工と保存と消去をする)のかという問いに立ち向かうのに等しい。たとえば海や孤独や闇夜に向かって「人はなぜ話すのか!?」とか叫べばストレスは解消しますけど、たまには「ああでもないこうでもない」って頭と手を使って考えたいものです。それを実践している本。【U.K.】
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