ウィリーのそりのものがたり の商品レビュー

ダニイル・ハルムス(著者),たかはしけいすけ(訳者),ウラジーミルラドゥンスキー

2017/01/14

[江戸川区図書館]

特集本コーナーで借りてきた一冊。
表紙はほぼ一面、雪を表す白。
原文も多少韻をふんだ作りだったのか？どんどん人や動物にぶつかるウィリーのそりの様子が、数行の多少韻を踏んだ文章でダイナミックな絵と共に描かれた絵本。

2011/12/08

前衛作家ハルムスが表現規制により児童雑誌に寄稿していた頃の作品。そりが丘を下るだけの一瞬の話ですが、その疾走感と登場人物（動物）の表情がすんごい。「り」で韻を踏んだ言葉遊びもたのしい絵本です。

2011/03/03

びゅんびゅんしている。
嫌なことも吹っ飛ぶくらい爽快な疾走感。
絵は勿論だけど、言葉もリズミカルに動いてる。ひっちゃかめっちゃかな惨事はご愛嬌、ウィリーのそりは楽しいのだ。それと文字の無いページ、巻き込まれた後のそれぞれを物語る表情が素敵過ぎる。目玉がびっくりするほど飛び出てて丸い。
投げ飛ばしたくなる可愛い絵本。

2010/05/05

2009年12月、図書室で。
大型でないが、１ｍぐらい離れて見ると良い。
絵が生き生き迫力を持ってくる。
30～40人程度の読み聞かせにも向いていると思う。

2010/01/03

ウィリーはそりがお気に入り。
雪がどっさりふったので、丘の上からそりすべり。
ところがあまりの勢いに２人の猟師にぶつかった！
猟師も乗せてそりは滑る。
お次はこいぬにぶつかって･･･
ウィリーのドタバタそり滑り。
リズミカルな言葉とダイナミックな見開き場面、読み聞かせにも向いてます。